全8回にわたってお送りしている、日本全国の話題店30のヒットメニュー。食材や調理法、演出など、メニュー戦略も網羅して掲載。第6回は、栃木、東京、大阪、福岡の話題の4店舗のヒットメニューを見ていく。
視覚と聴覚に訴えるインパクトあるメニューで差別化
【栃木・宇都宮】ニッポンバール HACHITORA
選りすぐりの日本酒とワインに、魚介、肉、野菜と幅広い食材を使った創作和食で注目を浴びる「ニッポンバールHACHITORA」。栃木・宇都宮でバールスタイルの店が増えるなか、差別化を図るために打ち出したのが鉄板料理だ。「素材や味のよさはもちろんですが、料理はインパクトが大事。視覚と聴覚にも訴えかけるようなメニュー作りを心がけています」と語るのは、マネージャーの大橋朋弘氏。一番人気の「極芯厚牛タンの炭火焼(並)」(2138円)や、「名物丸鶏のダッチオーブン焼」(1922円)をはじめ、多くが鉄板のまま「ジュー、ジュー」と音を立てて供される。