2021/05/18 特集

“ひんやり”デザート 2021Summer オリジナルの一品で、夏の別腹を刺激

暑くなるにつれ、需要が高まる冷たいデザート。持ち帰りに対応すれば、テイクアウトの客単価アップにもつながるのでは。オリジナリティーのある“ひんやり”デザートで、集客や売上アップを実現する4店舗を紹介。

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液体窒素を使ってその場で作る、女性に人気のフレッシュなジェラート

オージーオールデイダイニング N2 Brunch club【東京・日本橋】

シドニーの人気店が開発。煙がわき出る工程も好評

 東京・地下鉄日本橋駅直結の日本橋高島屋S.C. 1階にある「N2 Brunch club」。オーストラリア・シドニーの人気ジェラート店「N2 Extreme Gelato(エクストリーム ジェラート)」のオーナーであるミン・チャイ氏と、同じくシドニーのフレンチシェフ、エディ・スチュアート氏、日本の飲食企業・株式会社レストランモアがタッグを組み、2018年9月、日本に初出店したダイニングカフェだ。

 オージー・ビーフなどオーストラリアを象徴する食材を使用しつつ、日本のエッセンスも融合させた料理を提供。感度の高い20~50代の女性を中心に支持されている。

クレームブリュレジェラート(レギュラー650円 /ラージ850円・写真はレギュラー)。良質な生クリーム、牛乳、卵、バニラビーンズなど、原料はシンプル。出来上がったジェラートの上に砂糖をふってキャラメリゼしており、パリッとした触感とジェラートのふわふわ感が楽しめる

 そんな店の看板で、夏にオーダーが増える人気デザートが、シドニー本店の味を忠実に再現した「N2ジェラート」。「N2」とは、液体窒素のこと。その名の通り、オーダーを受けてから食材の入ったボウルに液体窒素を加え、瞬時に凍らせて出来たてのジェラートを提供するのが特徴だ。

  • 卓上ミキサーにセット したボウルに材料を入れる
  • 攪拌しながら液体窒素を投入。その瞬間、煙がモクモクと発生

 「新鮮な食材を使い店内で手作りしているため風味がよく、舌触りもとても滑らかです」と話すのは、店長の岡部浩氏。客席から見える位置で作っており、液体窒素を入れた直後、一気に蒸発して勢いよくわき出る白い煙も演出の一つになっている。

フェレロ レビールジェラート(レギュラー650円 /ラージ850円・写真はレギュラー)。チョコレート味のジェラートに、ライスパフやチョコレートソースをトッピング。チョコレートソースの入った注射器のシリンジを飾り、見た目のインパクトが若い女性に好評。写真や動画を撮る人も多い

 種類は、表面をキャラメリゼした「クレームブリュレジェラート」と、チョコレートを使った「フェレロ レビールジェラート」(各レギュラー650円、ラージ850円)を常時提供。特にクレームブリュレのオーダー率が高く、フェレロ レビールはより若い世代に人気だ。

 ランチのデザートやカフェタイムのオーダーだけでなく、購入後、近隣を散策しながら食べる人も多い。夏に向けて、定番の2種に加えフルーツソルベなども検討中。同じくカフェ利用で人気のオーストラリアの伝統菓子「ラミントン」(650円)とともに、種類のさらなる充実を図る。

ブラックセサミラミントン(650円)。オーストラリアでポピュラーなケーキ「ラミントン」は、季節ごとにさまざまな種類を提供。四角い形状で中央が空洞になったシフォン生地がベースで、中央に生クリームを入れ、周りにチョコレートを付けてココナツをまぶす。写真は、黒ゴマを使った「ブラックセサミラミントン」
オージーオールデイダイニング N2 Brunch club【東京・日本橋】
東京都中央区日本橋2-5-1 日本橋高島屋S.C.新館1F
https://r.gnavi.co.jp/f1msgs670000/
オーストラリアでポピュラーな食材やスパイスを使った料理が人気のカフェ&ダイニング。買い物客や近隣で働くビジネス層の女性を中心に集客。ブランチやカフェの利用も多い。
店長 岡部 浩氏
他業種で接客を経験した後、運営会社の株式会社レストランモアへ。「N2 Brunch club」オープン時に異動。現在は店長として、接客や店舗マネージメントを担う。

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