1本330円!横浜「とんかつGEN」の「ドライリブ」は、人に教えたくてたまらなくなる衝撃の美味

北米産銘柄豚「ハイライフポーク」を使ったとんかつが食べられる「とんかつGEN」が、2024年4月横浜の石川町にオープン。昼はとんかつ専門店、夜は和風ダイニングという新しいスタイルのお店で発見した、衝撃の「ドライリブ」に注目。とんかつの前に、”スターター”として提供されるメニューの魅力を深掘りします。

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「ドライリブ」

とんかつGEN (横浜市・石川町)

コース料理を頼むと、最初に前菜がありメインが来て…と、なんとなく内容や流れが予測できるものですが、最初の一皿にいきなりメインのような料理が現れ、しかもそのおいしさに2度驚くというお店があるといいます。

今回は週末の酒場巡りが趣味というフードライター・桑原恵美子さんが、「とんかつGEN」で初めて出合い、衝撃を受けたという肴「ドライリブ」を紹介。味わったらきっと誰かに自慢したくなる、驚きの食体験とは…!?

桑原 恵美子
フードライター。十数年間にわたり、新聞社系の媒体で大手チェーン飲食店や新オープンの商業施設の飲食店、食品メーカーを中心に取材。ぐるなび媒体「dressing」でも100軒以上の飲食店を取材。「ラクなのに美味しい 驚異の弱火調理法」(三空出版)など料理レシピ本の構成にも携わる。
訪れた飲食店を紹介している個人ブログ:
https://ameblo.jp/amaguri0111/theme-10066247104.html

・飲食の名店が点在するエリア・元町
・噛んだ瞬間ほろりと骨からはずれる、ドライリブ!
・「ハイライフポーク」に惚れ込んだスタッフ念願の、とんかつ店
・ハイライフポークのとんかつも、圧巻のおいしさ!
・こんなにおいしくて、1本330円

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飲食の名店が点在するエリア・元町

石川町といえば、元町や山手、中華街など古き良き横浜の風情を残す観光スポットと、山下公園など港や海が身近に感じられる自然豊かなスポットが絶妙に溶け合っている街。また日本有数の高級住宅街でもあり、古くからの住民の厳しい舌で選び抜かれた飲食の名店が点在しているエリアです。

そんな元町に2024年4月、オープンしたとんかつ専門店が「とんかつGEN」です。

お店の入り口は、両開きの黒い門扉の奥

「とんかつGEN」があるのは、JR石川町の南口から徒歩4分ほどのところ。人通りが少ない通りであり、かつオープンして日が浅いこともあり、“知る人ぞ知る”存在のお店です。

  • アーチを描いた壁にライトを配したモダンな内装
  • 奥には4名席がある

店内はとんかつ店というより、まるでフレンチか高級感のあるカフェのよう。清潔感のある白と、落ち着いた翡翠色で統一され、ドーム型をあしらったデザインがおしゃれです。

  • アラカルト「とんかつ」の中では、ロース・モモ・ヒレの3種盛り合わせが人気。「ご飯もの」には豚汁・漬物の付いた「ご飯セット」や「土鍋ごはん」「一番出汁の梅茶漬け」「〆の豚麺」がある
  • コースは「GEN特製ショートコース」(3,800円)と「GEN特製コース」(5,800円)の2種。どちらもスターターに「ドライリブ」、野菜料理、メインのとんかつという流れ

とんかつ専門店ですので、もちろん自慢はとんかつ。そして豚肉を低温調理したアラカルト料理や、串揚げなども楽しめます。

「ドライリブ」は味のバリエーションが5種類ある

でも私の一推しは、1本330円という、今時あまり見かけない価格の「ドライリブ」。初めて食べた時は大興奮し、「これを知らないなんてもったいない!」といろんな人に教えまくったほど。

噛んだ瞬間ほろりと骨からはずれる、ドライリブ!

「ドライリブ・ソルト&ペッパー」(1本330円)。バックリブ(背中の肋骨部分)を素揚げしたカナダ独特の食べ方

「ドライリブ」とは骨付き肉の料理で、夜のコース料理やランチ定食の最初に出てきます。とんかつを揚げるのに時間がかかるため、スターターとして出しているそうです。

仕込みでじっくりと加熱調理したバックリブを、提供前にカリッと仕上げる

北米産銘柄豚「ハイライフポーク」で、国産豚では流通されない希少価値の高いバックリブ(背中側の骨付き肉)という部位を使用。フランス料理のコンフィと同じように、ごく低温の油で2~3時間かけて加熱し、注文が入ってからもう一度上げて、カリッと仕上げています。

最初は「え!? いきなりスペアリブ?」と驚いたのですが、恐る恐るかぶりついたら、さらなる驚きが!

肉がホロホロと骨からはがれる柔らかさ。お肉がきれいに骨からはずれる快感!

軽くかぶりついただけで、お肉が自ら、ホロホロと骨からはがれてくるのです。またそのお肉は表面が香ばしくカリカリで、中がやわらかく、ジューシー!食べやすいだけでなく、お肉のきめが細かく、脂もあっさりしているので、するすると食べられます。飲み込んだ後も、口に残るうま味の余韻…。塩と黒コショウだけのシンプルな味付けなのに、うっとりするほどのおいしさです。

夢中になって吸い込むように食べると、後には人に見せびらかしたくなるほどきれいに食べきった骨だけが残ります。一番人気はシンプルな「ソルト&ペッパー」だそうですが、味はほかに4種類あり、それがまた、それぞれおいしい!

左から順番に、タバスコ・ケチャップ・バターを合わせた「バッファロー」「チリマヨ」「メープルマスタード」、しょうゆの風味を活かしとんかつGEN限定「和風」、右奥が「ソルト&ペッパー」

私の一番のお気に入りは、辛さと甘さのパンチを交互に感じる「チリマヨ」。夫がハマったのが、ほどよい辛味とコクがクセになる「バッファロー」でした。「メープルマスタード」は辛味がほとんどなく甘く食べやすい味付けなので、お子さんにも好まれそう。あっさりしたしょうゆ味の和風は、年配の方に喜ばれそうです。

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「ハイライフポーク」に惚れ込んだスタッフ念願の、とんかつ店

マネージャーの土屋 和司さん(写真左)と料理長の高鳥 滉大さん(同右)

マネージャーの土屋 和司さんによると、こだわりは「ハイライフポーク」を使用していること。ハイライフポークとは、選び抜かれた種豚から生まれた三元豚を、養豚に最適な環境といわれる北米の大自然の中でのびのびと飼育し、世界でも珍しい一貫生産体制で作っているお肉。そのおいしさに惚れ込んだスタッフが、「もっといろんな人に知ってもらいたい」と考えて作ったのがこのお店なのです。

ハイライフポークのロゴ付き認定証

「肉をかたまりで食べることが多い欧米の方々と違い、日本人はしゃぶしゃぶやしょうが焼きなどの薄切り肉や、とんかつなどの揚げ物を好むため、口あたりのよい肉質や、ジューシーで柔らかい赤身、しっかりと白く締まった脂身が求められます。そんな日本人の好みに合ったハイライフポークのおいしさを、最大に引き出せる調理法を研究して、提供しています」(土屋さん)。

ハイライフポークのとんかつも、圧巻のおいしさ!

ハイライフポークならではのおいしさをダイレクトに堪能するなら、看板料理のとんかつがおすすめ。

コース料理のメイン「ハイライフポークとんかつ2種(ロース60g、ヒレ40g)」。 自家製のソースと味噌、塩、辛子、みじん切りの青じそ付き

香ばしいコクのあるコーン油を使い、低温でゆっくり揚げられたとんかつは、中央が美しいバラ色。そこから、朝露のような肉汁が湧き出しています。

やわらかくジューシーな赤身。絶妙な火入れで中央がバラ色に

甘みを引き立てる特別な塩で下味をしっかりつけているので、まずは何もつけずにそのまま食べてみてください。ハイライフポークの真骨頂ともいえる、やわらかくジューシーな赤身にきっと感動するはず。ロース肉では、しっかり締まった甘みの強い脂身を堪能できます。料理長が研究を重ねていきついた粗めの生パン粉を使用した衣は、ザクザクとした噛みごたえと、しっとりした柔らかさを見事に両立させています。

こんなにおいしくて、1本330円

「骨付き肉は食べにくいから苦手」と言っていた友達をこの店に連れてきたら、お肉がきれいに骨からはずれる快感にやみつきになり、初めて骨付き肉のおいしさに開眼したよう。「食べやすさって、味の大きな要素なんだな」と、その時気がつきました。そして食べるほどに湧く、誰かに自慢したい、教えてあげたい気持ち…。

このドライリブ、1本からテイクアウトできます。こんな驚きと感動に満ちていて、おいしくて、初めて食べる人に自慢できて、1本330円。うれしくて、泣けてきます。ぜひこの味を体験して、大好きな誰かに自慢してください。

元パティシエの料理長・高鳥さんが作るスイーツは、専門店のクオリティー。季節のフルーツで作る「本日のデザート」はその時季にしかない一期一会のデザートですので、お見逃しなく!7月に訪れた時のデザート「桃のパンナコッタ」(880円/写真左)は、ミルクプリンとアールグレーのグラニテに、スダチの皮を散らしたフレッシュな桃をトッピングしたもの。オールシーズン楽しめるレギュラーメニューの「白ごまのブラマンジェ」(660 円/同右)にも、熱烈なファンが多いとか
自家製ソフトドリンクも種類豊富。蜜に漬け込んだ生姜がたっぷりトッピングされた「自家製ジンジャーエール」(660円)は爽やかな刺激で、ドライリブと相性ぴったり
珍しいカナダ産ワインも種類豊富にとりそろえている。グラス900円~、ボトル5,400円~
とんかつGEN(横浜市・石川町)
神奈川県横浜市中区元町5-218-7 M5ビル1階
https://r.gnavi.co.jp/8e0cwyjz0000/map/
JR石川町駅から徒歩4分、みなとみらい線 元町・中華街駅から徒歩10分のところに、2024年4月オープン。カナダの農場での開発・生産から日本への流通まで自社一元管理のハイライフポークが食べられる貴重な店。テイクアウトはGEN特製カツサンドやとんかつ弁当、ドライリブと種類豊富で、人気のドライリブは1本から注文可能。

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