【うなぎに関する消費者調査】好きな食べ方は「うな重」「うな丼」?それとも・・・?

2024年の「今年の一皿®」に選ばれた「うなぎ」。専門店の増加や完全養殖への技術革新など、注目を集めています。うなぎに関する消費者アンケートでは、自宅より飲食店で食べることの方が多いという人が全体の47.8%になりました。

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2024年「今年の一皿®」の「うなぎ」。夏以外でもニーズあり!

2024年の「今年の一皿®」に選ばれた「うなぎ」。完全養殖の実用化に向けた研究が進み、うなぎ専門店や取扱店舗も増加し、インバウンドからも人気を集めています。そんな「うなぎ」についてアンケート調査を実施。約9割の人がうなぎが「好き」と回答し、食べる場所は飲食店派が5割弱、自宅派が4割弱と僅差の結果に。うなぎを食べる季節については、「夏」が1位で「季節関係なく食べる」という人も多いことがわかりました。

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以下、項目ごとに詳しいアンケート結果を見ていきましょう。

目次
Q1 あなたはうなぎが好きですか?
Q2 うなぎを食べるのは飲食店?自宅?
Q3 うなぎを食べる頻度は?
Q4 うなぎを食べる季節は?
Q5 うなぎを食べるのはどんなとき?
Q6 好きなうなぎの食べ方は?
Q7 うなぎについての思い出は?

【調査概要】
■調査期間:2024年12月9日(月)~12月10日(火)
■調査方法:WEBアンケート
■調査対象:全国
■回答者 :20~60代のぐるなび会員1,300名

Q1 あなたはうなぎが好きですか。

(n=1,300)(%)※単一回答

まず、Q1ではうなぎが好きかどうかを尋ねました。「好き」「どちらかといえば好き」を合わせて、全体の約9割の人が好きであることがわかりました。年代・性別ごとに見ると、「好き」と回答した人が多いのは「50~60代男性」(78.8%)で高く、最も低いのは20代女性(51.9%)でした。

Q2 うなぎを食べるのは、飲食店と自宅のどちらが多いですか。

(n=1,180)(%)※単一回答

次に、「うなぎ」を食べる場所は飲食店と自宅のどちらが多いかを尋ねました。その結果、飲食店派が5割弱に対して自宅派が4割弱と1割ほどの差に。年代・性別ごとに見ると、20代男性は飲食店派が6割強と他と比べて高い傾向にあることがわかりました。

Q3 どのくらいの頻度でうなぎを食べますか。

(n=1,180)(%)※単一回答

Q3では、うなぎを食べる頻度について調査。「半年に1回くらい」(38.6%)が最多で、次いで「年に1回くらい」(25.5%)に。世代別に見ると、60代は「2~3カ月に1回」「月に1回以上」の合計が35.9%と他の世代に比べて頻度が高いことがわかりました。

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Q4 うなぎはどの季節に食べることが多いですか。

(n=1,180)(%)※複数回答

Q4では、うなぎを食べる季節について尋ねました。「土用の丑の日」に食べる人が多いからか、四季の中では「夏」(55.4%)が断トツで1位。一方で、「季節関係なく食べる」(38.4%)という人も多いことがわかりました。

Q5 どのような時にうなぎを食べることが多いですか。

(n=1,180)(%)※複数回答

Q5では、どのようなシチュエーションでうなぎを食べることが多いかを尋ねました。「土用の丑の日」が45.5%と最多で、次いで「安く買えたとき」(25.4%)、「疲れたとき、スタミナを付けたいとき」(24.4%)、「頑張ったときのご褒美」(20.2%)という結果に。特別な日や活力をつけたいときに食べるという人も多いことがうかがえます。

Q6 どのようにうなぎを食べることが多いですか。

(n=1,180)(%)※複数回答

さらに、Q6では、うなぎの食べ方を調査。「うな重」(53.1%)が「うな丼」(50.1%)を僅差で上回り1位となりました。

Q7 あなたにとって、うなぎとはどのような食べ物ですか。うなぎへのこだわりやエピソードなどもありましたら教えてください。

  • 小さい頃の誕生日に毎年近くのうなぎ屋さんに行って食べていた。とても思い入れのある食べ物。(20代・男性)
  • 子供の時、祖父によく連れて行ってもらった。とても大切な思い出。(20代・男性)
  • 学生時代の友人と半年に一回くらい各拠点の中間値点の名古屋で集まり、その時に必ずひつまぶしを食べる。(20代・男性)
  • 自分へのご褒美や頑張りたいときに食べる。(30代・男性)
  • 疲れをとりたいときやぜいたくをしたいときの食事。(40代・男性)
  • 明日からの活力源!!(40代・男性)
  • 飲み会の〆でひつまぶしが出されるときがあり、そういうときはテンションが上がる。(40代・男性)
  • 一緒にうなぎを食べた人は特別に感じる。絆を深める秘密兵器のような存在。(40代・男性)
  • 曾祖母、祖母、自分と1番好きな食べ物がうなぎなのはもはや遺伝ではないかと思う。(40代・男性)
  • わざわざ大阪から名古屋まで車で出かけてひつまぶしを食べに行ったことがある。(40代・男性)
  • 疲れていて、元気になりたいとき、ぜいたくしたいときに食べるスペシャルな食べ物。(50代・男性)
  • テンションが上がる、明日への活力的な食べ物。最期の晩餐(ばんさん)でもいい!(50代・男性)
  • 小さい頃からうなぎは家族みんなで食べることが多いので、家族の歩んできた歴史を思い浮かべる思い出深い食べ物。(20代・女性)
  • 先月、どうしてもおいしいうなぎを食べたくなって浜松へ突発的に旅行に行った。(30代・女性)
  • 仕事を頑張ってきたご褒美や、体力が弱って力をつけたい時に行くとおいしくて感動する。またこのために頑張って日々を過ごそうと思う活力でもある。(40代・女性)
  • 仕事の打ち上げなどで行くことも多いので、達成感を感じる食べ物でもある。(50代・女性)
  • 小さい頃、故郷では近くの川でうなぎが取れ、それを父の自家製のタレで炭火で焼いてくれたのが忘れられない。本当においしかった。(60代・女性)

最後にQ7では、うなぎについてのエピソードを集めました。うなぎについて子どもの頃からの特別な思い出を持っている方も多く、“特別な存在”であることがうかがえます。また、「疲れた時に食べるもの」「活力源」と考えている方も多いようです。最近は、手軽にいただけるうなぎの専門店やメニューが増えてきたので、「特別な時のためのとっておきのうなぎ」と「疲れた時のためのふだんのうなぎ」の両方を楽しむことができるようになってきたのではないでしょうか。

以上、「うなぎ」についての結果でした。このデータを基に、メニュー開発時に食材の一つとしてうなぎを取り入れてはいかがでしょうか。

【調査結果ポイント】

  1. うなぎが好きな人は9割。特に「好き」は50~60代男性で高く、最も低いのは20代女性。
  2. 食べるところは、飲食店派が5割弱に対して自宅派が4割弱と1割ほどの差。20代男性は飲食店派が6割強と高い。
  3. 食べる頻度は「半年に1回くらい」が最多で、次いで「年に1回くらい」。60代は2~3カ月に1回以上が36%と頻度が高い。
  4. 食べる季節は「夏」が半数以上で最も高いが、「季節関係なく」も4割弱。
  5. 食べるシーンは「土用の丑の日」が4割以上と最多で、次いで「安く買えたとき」「疲れたとき、スタミナを付けたいとき」「頑張ったときのご褒美」が2割台。
  6. 食べ方は「うな重」と「うな丼」が僅差で1位と2位。

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