2013/06/11 特集

暑い夏に新提案!夏のフローズンドリンク

今年は、夏ならではのフローズンドリンクを新提案!カクテルの世界大会で優勝の経験を持つバーテンダー山田高史氏が、夏をイメージしたフローズンドリンクを考案。ドリンクで新しい楽しみを提供しよう!

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冷たいドリンクの需要が高まる夏は、もうすぐそこ。近年はフローズンビールなどの新商品が出て、シャリシャリ感、ひえひえ感を楽しむドリンクの話題も多い。そこで、夏ならではのフローズンドリンクを新提案!カクテルの世界大会で総合優勝の経験を持つ、「Bar Noble」のバーテンダー山田高史氏が、夏をイメージしたフローズンドリンク5品を考案。ドリンクで新しい楽しみを提供しよう!

アメリカンチェリーのフローズンダイキリ

材料
●アメリカンチェリー
(シロップマリネ) 10粒
●ダークラム 30ml
●ライムジュース 10ml
●シロップマリネ液 10ml
●クラッシュアイス 適量

ポイント
ラムを使った代表的なカクテル「ダイキリ」に、アメリカンチェリーを加えてさわやかなフローズンドリンクに仕上げている。クラッシュアイス以外の材料をブレンダーに入れてかき混ぜ、その後クラッシュアイスを加えてさらに混ぜてできあがり。山田氏は、「チェリーは日本のさくらんぼではなく、甘みと酸味がはっきりしているアメリカンチェリーの方が合います。アメリカンチェリーは種をはずしてシロップに漬けておけば、日持ちもしますし、オペレーションもスムースに行えます」とアドバイス。

シロップ漬けにしたアメリカンチェリー。半分にカットして種を取り除いてからシロップに漬ける

鹿児島県産マンゴーカクテル

材料
●鹿児島県産マンゴー
4分の1個
●シャンパン 60ml
●シロップ 10ml
●クラッシュアイス 適量

ポイント
夏の雰囲気を盛り上げるマンゴーのフローズンカクテル。上記すべての材料をブレンダーに入れてかき混ぜる。口に含むと、マンゴーの香りも味も濃厚なのに驚く。「今回は鹿児島県産のマンゴーを使いましたが、ぜひ、国内産のマンゴーを使ってください。国内産は海外産に比べ、甘さも香りも格別です」と山田氏は語る。また、シャンパンは辛口のものを合わせると、酸味が補え、バランスのとれたカクテルに仕上がる。「このフローズンカクテルは少しゆるめに作ったほうが、マンゴーの柔らかさに合うと思います」(山田氏)。

使用したのは鹿児島県産のマンゴー。海外産のペリカンマンゴーより1.5倍の大きさで、味も香りも濃厚

ノンアルコールホワイトピーチ

材料
●モナン ピーチフルーツミックス
15ml
●モナン バニラシロップ 10ml
●牛乳 65ml
●クラッシュアイス 適量

ポイント
最近では、ノンアルコールドリンクの商品も増え、注目が集まっている。そこで、ノンアルコールのフローズンドリンクを提案してみてはいかがだろうか。ミルクベースなので、ほかのドリンクと印象も変えられる。「ピーチのシロップを使ったデザートフローズンドリンクにしてみました。すべての材料をブレンダーでかき混ぜればよいのですが、ノンアルコールでフローズンドリンクを作る場合は、アルコールで作るときよりも少なめの氷で作ると滑らかになります。アルコール入りのドリンクにするなら、ラムやバニラのリキュールが合いますね」(山田氏)。

アルコール入りとノンアルコールでは凝固する温度が違うので、ノンアルコールの場合は、クラッシュアイスの量は控えめに

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