2013/06/11 特集

暑い夏に新提案!夏のフローズンドリンク(2ページ目)

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フローズンレッドアイ

材料
●フルーツトマト
2個(小ぶりのもの)
●ビール 100ml
●クラッシュアイス 適量

ポイント
ビールとトマトジュースを合わせて作る、おなじみのカクテル「レッドアイ」をフローズンドリンクに仕上げた。生のフルーツトマトを使ってフレッシュ感を演出。ブレンダーでかき混ぜる際にビールが発泡するので、アワアワ感とシャリシャリ感、両方が楽しめ、通常のレッドアイよりもさらにさわやかで、飲みやすい印象だ。「ビールの香りを消さないためにも、まずは分量の半量のビールとフルーツトマトを入れてかき混ぜ、その後、残りのビールを入れて軽く混ぜ合わせてください」(山田氏)。

フルーツトマトは皮はつけたまま、へただけを取り、ビールを分量の半量そそいでブレンダーでまぜる

フローズングレートサンライズ

材料
●アブソルート ベリアサイ
30ml
●ピーチツリー 10ml
●モナン グレープフルーツ
シロップ 10ml
●マンゴーネクター 10ml
●モナン パッションフルーツ
ミックス 15ml
●クラッシュアイス 適量

ポイント
このカクテルは、カクテルの世界大会「I.B.A. ワールドカクテルチャンピオンシップ 2011」で山田氏が総合優勝した作品「グレートサンライズ」のフローズン版。上記の材料をブレンダーでかき混ぜる。「グレートサンライズ」は、東日本大震災から立ち上がる日本をイメージして作られた。「大会が震災後でしたので、復興を祈る気持ちから作りました。“日出る国”というイメージで、リキュールを複数使い、立体感のある香りと味わいにしています」と山田氏は語る。フローズンカクテルにすることで、より夏向きの仕上がりとなっている。

グラスの底にはレッドチェリーが、フチには桜をイメージした飾りが添えられ、カクテルがより一層華やかになる
Bar Noble オーナー
山田 高史 氏神奈川・横浜出身。22歳の頃からバーテンダーとして活躍し、2000年に独立。2004年に本格バー「Bar Noble」をオープンさせ、2011年にカクテルの世界大会「I.B.A. ワールドカクテルチャンピオンシップ」で総合優勝に輝く。今年4月には、横浜・関内にブリティッシュパブ「Holborn」をオープンさせたほか、ケータリングや飲食店向けにドリンクメニューの考案なども手掛ける。
Bar Noble
横浜市中区吉田町2-7 VALS吉田町1F2004年にJR根岸線関内駅から徒歩3分の立地にオープン。正統派スタイルのバーとして、各種ドリンクを提供する。店内はアールヌーボー調のインテリアでそろえ、しっとりとした雰囲気でカクテルを楽しむことができる。

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