飲食店が使えるDXツールを5つご紹介!
飲食店でバックオフィスやホール、キッチンなどで使えるDXツール。今回は、「FOOD STYLE Japan 2024」@東京ビッグサイト(2024年10月9日~10日)と、「第3回 スマートレストラン EXPO 東京」@幕張メッセ(2024年11月20日~22日)に出展された飲食店向けのDXツールやサービスの中から、編集部が5つをピックアップ。店の生産性アップや従業員満足、顧客満足のために活用を検討してみてください。
目次
1.来店客の好みにあった日本酒やワインをソムリエAIが提案!
KAORIUM for Sake & Wine
2.LINEを使ってシフト管理を効率化!
らくしふ
3.飲食店向けAI需要予測型サービス
HANZO 自動発注/人件費
4.店のQSCレベルをアプリでチェック&改善案を提案!
キロクル
5.飲食店の厨房でも使えるセンサー機器
視線センサー/ジェスチャーセンサー
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来店客の好みにあった日本酒やワインをソムリエAIが提案!
KAORIUM for Sake & Wine
「KAORIUM for Sake & Wine」(セントマティック株式会社)は、インターネット上の膨大な言語表現と、人の香りの感じ方を取り入れたAIに、1万以上の酒の風味・感性データと酒ソムリエの感性を融合させたAIシステム。
タブレットで、「自分にご褒美」「落ち着きたい」「ワクワクしたい」など、今なりたい気分や求める味わいなどを選択すると、おすすめの銘柄をAIが提案してくれます。インバウンド客向けの言語切替機能(英語・簡体字・繁体字)も。2024年12月現在、日本酒やワインを扱う居酒屋、バー、レストランのほか、小売店、酒蔵、宿泊施設など、400店舗以上で利用されている。「日本酒やワインにあまり詳しくない」「お客様の好みにあった日本酒やワインを提案したい」といった課題を感じているお店におすすめです。
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ソムリエAI「KAORIUM for Sake & Wine」
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LINEを使ってシフト管理を効率化!
らくしふ
「らくしふ」(株式会社クロスビット)は、LINEを使ってスタッフのシフト管理を効率的に行えるシステム。
スタッフはLINEでシフト希望を提出することができ、提出された希望シフトは自動で「らくしふ」に転記されます。完成したシフトもLINEを通して簡単に共有できるため、シフトの回収から共有までの工数や人件費が大幅削減できます。また、シフトで人が足りていない部分がある場合、指定の条件(勤務店舗やポジション、スキルなど)を満たす人に対して不足シフトを公開・募集する「ヘルプ募集」機能を利用することで、他店舗の勤務可能なスタッフによって効率的にシフトの穴を埋めることも可能です。他にも、時間帯ごとの必要人数と出勤人数を可視化する「時間別理想人数機能」や労務制限違反を未然に防ぐ「労務アラート機能」、「打刻機能」など、さまざまな機能を搭載。シフト管理を効率化したい・スタッフの配置を最適化したいと考えているすべての飲食店におすすめです。
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らくしふ
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飲食店向けAI需要予測型サービス
HANZO 自動発注/人件費
「HANZO」シリーズ(株式会社Goals)は、AIが売上や来客数を予測して店舗運営の課題を解決するクラウドサービス。
「HANZO 自動発注」(写真)では、曜日や天候、季節トレンドなどを加味した高精度の売上予測を基に最適な発注量を自動算出。在庫確認業務や発注業務の工数を削減するとともに、発注の人為的なミスや品切れ、食品ロスも減らすことが可能です。
また、「HANZO 人件費」では、直近のトレンドや予約状況、イベント情報などを基に来客数を予測。時間別に必要人員数を算出することで、シフト管理や人件費の適正化につなげることができます。
食品ロスや人材の最適な配置に課題を抱えているお店におすすめのツールといえるでしょう。
【詳しくはこちら】
HANZOシリーズ
店のQSCレベルをアプリでチェック&改善案を提案!
キロクル
「キロクル」は、多店舗展開する飲食店などには欠かせないQSC(クオリティー・サービス・クレンリネスの略)チェック業務を簡単・便利にするスマホアプリです。2024年12月現在、大手飲食チェーン店を含めて全国約5,000店舗に導入されています。
店舗のQSCチェック情報をリアルタイムで集計、自動で見たいカタチのレポートに出力ができます。これまでの紙、EXCELを使ったQSCチェック業務に関わる一連の作業時間を70%削減でき、本来の店舗改善のためのアクションに充てることができます。またアプリ内で改善点を期限付きで指示し、店舗から改善報告する機能も備えており、迅速な店舗改善を推進します。
【詳細はこちら】
キロクル
飲食店の厨房でも使えるセンサー機器
視線センサー/ジェスチャーセンサー
「視線センサー/ジェスチャーセンサー」(NVデバイス株式会社)は、主に食品工場の生産性と衛生面の向上のために開発されたセンサーで、店舗や厨房での活用も期待されるツールです。
オーダーシステムと連携させることで、厨房でタブレットを使ってオーダー確認をする際、調理で手が汚れていても視線やジェスチャーだけで操作ができます。さらに、作業指示書や日報などをデジタル化することでペーパーレス化にもつながります。
こういった最新のDXツール・サービスを導入することで、飲食業はさらに業務を効率化し、“人がやるから価値が出る仕事”に集中できるようになるはずです。自店に合うツールを活用することで、業務の効率化や生産性の向上ができる時代ですので、こうした新しいツール・サービスに注目していきましょう。
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