坪月商35万円超!肉も魚も楽しめる「萬野屋」の新業態
「生ホルモンと本マグロ 立ち萬 ホワイティうめだ店」は、焼き肉店を展開する株式会社萬野屋が打ち出した立ち飲みの新業態だ。11~22時までの通し営業で、昼飲みや食事会の前の0次会や一人客のほか、ランチ利用、グループでの来店も多く、客層も若い世代から高齢者まで幅広い。客単価は1,950円で、平均月商550~650万円、最高月商は740万円(2024年9月)で、坪月商は35万円(14.5坪)を超える繁盛店に成長している。
立ち上げの経緯は、2021年7月にさかのぼる。もともとこの物件で飲食店での出店を考えていたが、ガスの容量やダクトなど飲食店に必要なインフラが不十分だったことから精肉店「肉まんのや」をオープンすることにした。「精肉店の売上は非常に好調だったものの、なかなか収益につながりませんでした。撤退を視野に入れてホワイティうめだに相談したところ、『ガスの容量を替えなければ萬野屋さんの自由にやっていただいてかまいません』と応援していただいたことで業態変更に乗り出しました」と、株式会社萬野屋の専務取締役・菅野 功 氏は語る。設備的に本格的な調理は難しいため、自社のセントラルキッチンで料理を仕込んで店舗に届け、簡単な仕上げの調理や盛り付けだけで提供できるメニューを中心にした立ち飲み業態を開発するに至った。
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生ホルモンと本マグロ立ち萬 ホワイティうめだ
業態:立ち飲み居酒屋
席数:20席
客単価平均:1,950円
客層:若い世代からシニア
利用シーン:昼飲み、0次会、一人客、食事
アクセス:地下鉄東梅田駅 徒歩4分
営業時間:11:00~22:00
定休日 :不定休
https://r.gnavi.co.jp/5sfjnr690000/
目次
・安い、早い、おいしいメニュー40品をラインナップ
・幅広い層を意識したお手頃ドリンク
・店舗ファサードや自社アプリで集客
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安い、早い、おいしいメニュー40品をラインナップ
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「3種のミックスホルモン焼き」(605円)。ぷりぷりのテッチャン、噛み応えのあるアカセン、ふわっしたフクゼンの3種。内容は日によって変わる場合も -
「上ミノの塩鉄鎖」(495円)。上ミノをフグのてっさのように薄くスライス。コリコリとした食感と噛むほどに広がるうま味が醍醐味(だいごみ)。沖縄塩と黒コショウ、ゴマ油が食欲をそそる
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「超鮮的な心刺し」(495円)。新鮮なお肉を取り扱っていないと食べることのできない心刺し。オリジナルのだししょうゆと国産ショウガ -
「ぷりぷり生セン」(495円)。ぷりぷりとした生センマイは味噌ダレで
萬野屋といえばもちろん“肉”で、売りのホルモンは生食用に加工された牛ホルモンを使用。さらに肉メニューだけでなく、本マグロをはじめとする魚メニューにも注力しており、40種の幅広い料理が楽しめる。
「当初は肉中心のメニュー構成を考えていましたが、肉料理ばかりを食べているとだんだん重たく感じてくるんですよね。そこで、肉料理以外に、あっさり系のホルモン、魚料理、スピードメニューなどをそろえ、あえてポーションは少なくして、少しずつ色々なメニューを食べられるメニュー構成にしました」(菅野氏)。
ホルモンは屠畜場からセントラルキッチンに届き、事前に調理したものを自社便で店舗へ配送。マグロはORA(大阪外食産業協会)を通して知り合った業者から本マグロの切り落としを仕入れている。また、ハンバーグ、もつ煮込み、トマト煮、テールスープなどのメニューも、セントラルキッチンを活用することで本格的な味、かつ早い提供スピードを実現している。「お客様からは『立ち飲みなのに一品一品にひと手間かけてるね』とお声をいただくこともあります」と菅野氏は笑顔を見せる。
幅広い層を意識したお手頃ドリンク
ドリンクのラインナップは、立ち飲み業態らしく「いかに安く飲んでいただくか」(菅野氏)を軸に構成。税抜き290~390円の価格帯でビール、ハイボール、サワー、焼酎、ワイン、梅酒などを取りそろえている。
特に人気が高いのは、ハイボール、生ビールで、梅干しと昆布がそのまま入った「梅昆布サワー」や、ミキサーにかけた生のトマトとトマトジュースをミックスした「フレッシュトマトサワー」などのサワー系も注文率が高い。これらの人気ドリンクには「メガ」(550~750円)も用意しており「お得にたくさん飲みたい」というニーズに応えている。
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店舗ファサードや自社アプリで集客
販促については「のれんを含むファサードが広告塔になりました」と菅野氏。のれんで生ホルモンと本マグロという2大名物を大きく打ち出しており、視認性は抜群。また、のれんによって店内の空間をほどよく見せつつ、店内の客にとってはのれんが目隠しになって外を歩いている人の目線が気にならない構造に。さらに、テーブルの足元に「ハイボール290円」など、ドリンクの価格帯を記載した黒板を置くことで、「どれくらいの価格帯の店なのか」を伝え、心理的に入店しやすくしているのも秀逸だ。
加えて、リピーター獲得のため萬野屋の系列全店で使えるアプリも集客に貢献。食事料金が500円引きになるダウンロード特典、誕生日月の特典、ポイント制度などがあり、お得感が来店のきっかけになっている。ぐるなびなどのグルメサイトでは、イベントやメニューの情報発信に力を入れている。
今後の課題は接客。「お客様との会話を通じて満足度を上げて、もう1杯楽しんでいただき客単価を2,000円、2,200円と上げていきたい」と菅野氏。また梅田エリアで、「立ち萬」の新たな出店も考えている。「インフラが不要なので、例えば元ブティックの物件でも出店できます。直営店をいくつか展開してノウハウを構築し、フランチャイズでの店舗展開ができれば」(菅野氏)と、さらなる飛躍を期している。
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