本物の味をリーズナブルに提供し幅広い客層を呼び込む

活ふく家下関‐大阪・大東にある、ふぐ・はもの専門店。下関産のとらふぐを大量に仕入れ、上質でありながらリーズナブルなふぐ料理を提供。地元のビジネス層からファミリーまで幅広く集客している。

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活ふく家下関

大阪 大東 ふぐ・はも料理

個室を2室備え、接待や結納・顔合わせ、記念日での利用も多い

JR学研都市線住道駅から徒歩約12分の郊外に、2007年オープン。山口県下関産のとらふぐを大量に仕入れて、上質でありながらリーズナブルなふぐ料理を提供し、地元のビジネス層からファミリーまで幅広く集客している。

「2008年のリーマンショックで、一時宴会の需要が落ち込み、その際に思いきって価格を下げました。すると、集客の間口が広がり、客数は以前の2倍になりました」と語るのは、オーナーの津吉和宏氏。コースは、初めてでも利用しやすいよう2,964円から設定するほか、ふぐの白子料理がついたコースを5,362円で提供。飲み放題(1,470円)にはふぐのひれ酒も加えているため、コースと一緒に注文する人も多く、客単価アップにつながっている。さらに、テイクアウトでもてっさ(ふぐの刺身)を1人前1,000円、ふぐ1匹分をてっさや鍋セットにして10,000円で販売。「年末年始はテイクアウト商品を店頭に並べて販売し、1日で約50匹分が売れるほど好評です」。

ぐるなびの店舗ページでは、夏場を迎え、ふぐとあわせて「はも料理」を押し出して宴会予約を獲得。今年8月には、同店のノウハウを活かして大阪の難波・道頓堀にふぐ料理の新店「五座ふく」をオープンする予定だ。

ここがポイント!

手書きのDMでリピーター獲得
名刺交換などで得た顧客情報をもとに、特典を明記した手書きのハガキを月に約100通送付。約4割を回収できており、通年の集客につないでいる。
集客の間口を広げる格安コース
コースの料理はボリュームたっぷりにしながら2,964円~というリーズナブルな価格設定が大好評。ビジネス層のほかファミリーや若い客層も取り込む。
エリアの特徴
大阪府の東部に位置する大東市は、古くから大阪と奈良の交通の要として栄えた。同店のあるJR住道駅周辺は、住宅街が広がる一方で、工場や中小の企業、個人事業主も多く、奈良方面からの人の流入も多い。
活ふく家下関
大阪府大東市御供田3-13-31
http://r.gnavi.co.jp/c845201/