老舗の技術を垣間見せるランチが、女性客をつかむ!

春帆楼 広島店‐山口県下関で創業から120余年の歴史を誇るふぐの名店「春帆楼」の広島店。個室や座敷席を備え、和装の女性スタッフが接客。結納・顔合わせなどの慶事や法事、宴会利用も多い。

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春帆楼 広島店

広島 中区・銀山町 ふぐ料理

床の間もあり、落ち着いた雰囲気の個室。個室宴会は最大26名までに対応する

山口県下関で創業から120余年の歴史を誇るふぐの名店「春帆楼」が2002年、広島店をオープン。個室や座敷席を備え、和装の女性スタッフが接客。結納・顔合わせなどの慶事や法事、宴会利用も多い。

料理はふぐがメインだが、瀬戸内の旬魚などを取り入れた、美しい彩りの会席コースや一品料理も好評だ。

「今年の5月からは、ランチでも当店の職人の技術や店の味を知っていただきたいと、昼のメニューを一新しました」と、料飲担当の義原雄基氏。以前は、近隣企業に勤めるビジネス層向けで、価格も800円程度だったが、ターゲットを時間に余裕のある主婦に変更。様々な旬の料理を美しく盛り付けた「創作籠膳 旬」(1,890円~)を打ち出したところ、昼の客の約9割が40~60代の女性になった。「そのほか、ふぐちりの小鍋や薄造りが付く、昼のふぐコース『ふく御膳 巌流』(3,000円)なども提供。ランチの印象がよければ、後日、家族のお祝い事などでの再来店につながります」。

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