ベトナム料理の魅力とリゾート空間を発信し、集客に成功

ベトナムの食卓 HOA HOA‐日吉駅前商店街の一画にあるベトナム料理店。当初は苦戦をしいられたが、ぐるなびの販促に注力し、開放感のある店内とベトナム料理の魅力を発信し、手応えをつかむ。

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ベトナムの食卓 HOA HOA

神奈川 横浜・日吉 ベトナム料理

リゾートをイメージした内装。仕切りのない空間は、貸切パーティにも最適

2004年10月に、日吉駅前商店街の一画にオープン。まだベトナム料理を食べたことのある人が多くないなか、その味を好む客層がいると見込んでの出店だったが、店の認知度が上がらず、経営が悪化。一時は閉店の危機にさらされた。

「息を吹き返したのは3年半前。ぐるなびの販促に力を入れ始めてからです」と語るのは、同時期にオーナーとして店を引き継いだ田島功介氏。ぐるなびの店舗ページで、開放感のある店内とベトナム料理の魅力を発信。最初の手応えは、幼稚園児の保護者によるランチの貸切だった。以降、ママ会など20~30代の女性による貸切ランチパーティが急増し、月に6~7件もの予約が入る。店を気に入ってくれた人の口コミで認知度を上げ、ランチでは大学生や主婦、ディナーでは女性グループのほか、男性ビジネス層や近隣住民など、幅広い客層を得ている。

「店作りの基本は日本人が手がける本格的ベトナム料理で、その魅力と食文化を伝えること」という田島氏は、スタッフを定期的にベトナムに派遣して、トレンドを研究し、店のメニューにも反映。また、記念日の利用では写真と色紙をプレゼントするなど心に残るサービスを心がけ、リピートにつなげている。

ここがポイント!

ベトナムの米麺「ブン」をアピール
ベトナム中部の都市フエの名物で、米粉で作った太麺の「ブン・ボー・フエ」は、豚足や牛すねなどでダシをとったピリ辛スープが人気で、集客に貢献。
トレンドを研究した季節限定メニュー
スタッフがベトナムを訪れて、現地の料理のトレンドを吸収し、それを活かして新メニューを考案。季節限定メニューなどとして提供し、喜ばれている。
ベトナムの食卓 HOA HOA
神奈川県横浜市港北区日吉本町1-4-25
http://r.gnavi.co.jp/a567201/
東京都心から私鉄で約30分の日吉駅は、西側には放射線状に商店街が広がる。駅周辺には中規模の企業、商店街の先には住宅街があり、ビジネス層や主婦のほか、駅の東側に慶応大のキャンパスもあるため、学生も多い。