記念日プランで宴会・貸切利用を獲得。外販も売上に貢献

Anzu‐ki ~あんずき~‐「昼間は人通りが多いが夜は少ない」とエリア分析。ランチは彩り豊かななランチで地元の女性を集客し、ディナーは素材にこだわった記念日プランを用意している。

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Anzu‐ki ~あんずき~

神奈川・相模大野 ダイニング

和のテイストを取り入れた店内。白と黒のツートンカラーに赤いテーブルが映える

彩りランチで地元の女性を集客。記念日演出で宴会利用も拡大

東京と神奈川をつなぐ小田急線の相模大野駅から徒歩4分の住宅街に、2008年6月オープン。オーナーシェフの徳永規夫氏は、「昼間は人通りが多いが、夜は少ない」とエリア分析をしたうえで、この地での独立・開店を決めた。

見込み通り、当初からランチの集客は好調で、地元の主婦がグループで来店。この流れをつかもうと始めたのが、懐石の「八寸」に見立てて、大皿にメイン料理と6種類の小鉢を並べた「彩りワン・プレート」(980円)だ。少しずついろいろな味を楽しめる点と、見た目の華やかさが喜ばれ、リピーターを獲得。さらに、メイン料理を4種のなかから選べる「選べるプレートランチ」(1,180円)も用意したところ、こちらもヒット。ママ友会などでは、「選べるスイーツセット」(コーヒーor 紅茶とスイーツで400円)を追加でオーダーする人も多いという。「ランチで2,000円くらいまで使っていただけます。席は時間を制限していないので、夕方までいる方も少なくありません」と徳永氏。そのためランチはほぼ1回転だが、昼食をゆっくり楽しみたい人で連日、賑わっている。

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