地産地消で地域密着。地元に愛される店舗に成長

喰快 泉佐野店‐当初はあらゆる客層を獲得しようと、約300種類のメニューを用意。だが、「ほかのお店にはない料理が食べられ、安心して利用できる店」を目指して方向転換し、成功を収めた。

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喰快 泉佐野店

大阪・泉佐野 居酒屋

家族連れに最適な掘りごたつ席。ふすまを外せば、大人数の宴会にも対応できる

毎月のイベント企画で来店頻度アップを狙う

大阪南西部(泉州)の郊外で居酒屋を展開する「喰快」が、3店舗目として泉佐野市に地元密着の店舗を目指して、2010年にオープン。当初はあらゆる客層を獲得しようと、グランドメニューだけで約300種類を用意したが、株式会社 喰快 代表の山崎博希氏は、「効率が悪く、客単価が上がりませんでした」と振り返る。そこで、メニューを絞って方向転換。「ほかのお店にはない料理が食べられる店を目指し、選び抜いた素材を使うことで、安心してお客様が利用できる店にしたいと考えました」。グランドメニューを厳選し、泉佐野を中心とした泉州産の食材を使った「泉州ロールキャベツ」など、地元産食材にこだわったメニューを数多く開発。泉佐野漁港直送の鮮魚も取り入れ、質や味にこだわる落ち着いた世代をつかみ、客単価アップに成功した。

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