和牛熟成肉の魅力を発信。売上、客数ともに急上昇

ステーキハウス 听‐熟成肉専門店としてリニューアルオープンし、大盛況。特に見せ方にこだわり、店頭には熟成肉用のセラーを設置するとともに、切り場と焼き場を客席からも見えるよう工夫する。

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ステーキハウス 听

京都 中京区・丸太町 ステーキ

緩いカーブを描くカウンターは、カップルなどに人気のスペース。奥の坪庭にも京都の風情がただよう

看板を兼ねたファサードで熟成肉専門店をアピール

京都駅から伸びる烏丸通りを北に向かい、地下鉄丸太町駅の手前を西に入った路地に、突如、肉のディスプレイが現れる。骨付き肉が吊るされ、「ウチモモ」「カタロース」「ハネシタ」などが鎮座する熟成肉用のセラーだ。この圧巻のファサードを持つのが、熟成肉専門店として2013年7月にリニューアルオープンした「ステーキハウス 听」。オーナーの徳山哲大氏は、「セラーに看板としての機能も持たせるため、入口に設置できるよう特注しました。道行く人たちの目を惹きつけるのが狙いです」と語る。京町家の外観との対比もあり、インパクトは十分。店の認知拡大に大きく貢献している。

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