老舗の「おもてなし」と、Webで広く新規客を開拓

日本料理 ふなばし 稲荷屋‐慶応元年(1865年)の創業以来、およそ150年にわたり船橋の地で営業を続けてきた老舗の日本料理店。Webで積極的に情報発信して新規客を獲得してきた。

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日本料理 ふなばし 稲荷屋

千葉 船橋 日本料理

庭もある割烹料亭部の座敷の個室は、接待や慶事・法事の利用に好評

慶応元年(1865年)の創業以来、およそ150年にわたり船橋の地で営業を続けてきた老舗の日本料理店。店舗は接待や慶事・法事などに適した完全個室の「割烹料亭部」と、レストラン感覚で気軽に食事を楽しめる「和風れすとらん部」に分かれており、様々なシーンで利用できると好評だ。

地元・三番瀬(さんばんせ)の鮮魚や房総の山海の幸など、旬の食材を豊富に用いた日本料理を提供。看板メニューのうなぎは、代々受け継がれるタレにつけて紀州備長炭で焼き上げる自信作で、テイクアウトも可能。老舗ならではの「おもてなしの心」を大事に、四季折々の生花を各部屋に飾ったり、シーンごとの客の要望に耳を傾けるなど、きめ細かな対応で信頼を獲得している。

1990年代半ばから5代目の石井 博氏が店舗のHPを作成するとともに、ぐるなびに加盟。Webで積極的に情報発信して新規客を獲得してきた。「『プレミアムレストラン』や『ぐるなびWEDDING 結納・顔合わせ』からの問い合わせが多く、認知度が高まっていることを実感しています」と6代目の文博氏。年2回期間限定で行われる「ジャパン・レストラン・ウィーク」にも参加して利用の間口を広げるなど、常に意欲的に集客アップに努めている。

ここがポイント!

旬の食材を短冊でおすすめ
近隣の港から毎日仕入れる旬の食材は、コース料理のほか、一品料理としても提供。日々入れ代わる刺身や焼物などは、手書きで短冊に書いておすすめしている。
テイクアウトも好調
店の売りであるうなぎを、独自の調理法で「鰻沢煮」として販売。接待などのお土産として好評。船橋市の「ふなばし産品ブランド」の認定を受け、認知も拡大している。
エリアの特徴
JR船橋駅の南側は、多くの人々が行き交う船橋市の中心市街地。店舗のある本町通りは、江戸時代に宿場町として栄え、今も老舗の商店が点在する。
日本料理 ふなばし 稲荷屋
千葉県船橋市本町1-12-12
http://r.gnavi.co.jp/g042800/