食で九州一周旅行をコンセプトに九州に特化して急成長

九州の旨かもん旨か酒 くすお 千葉店‐徹底して九州にこだわった店づくりで、業績を伸ばし、波に乗っている。「“食”で九州一周旅行を楽しめる店」を料理だけでなく、販促を含め店全体で表現する。

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九州の旨かもん旨か酒 くすお 千葉店

千葉 中央区・富士見 居酒屋

博多祇園山笠の祭りをイメージした店内。祭りの飾りを連想させるデザインで雰囲気を盛り上げる

浴衣(ゆかた)と法被(はっぴ)、祭り囃子で、博多の祇園山笠をイメージ

店名に「くすお(九州男)」とあるように、徹底して“九州”にこだわった店づくりで、2013年8月の開店以来、着実に業績を伸ばし、波に乗っている。マネージャーの小島弥樹氏は、コンセプトをズバリ、「“食”で九州一周旅行を楽しめる店」と言い切る。

その取り組みは徹底している。まず料理。九州各地の生産者と直接連絡をとり、現地から食材を直送。それらをふんだんに使って博多名物もつ鍋、鹿児島黒豚のつゆしゃぶ、宮崎日向鶏を使用した水炊き、熊本産馬刺しなど、九州各県の代表的な料理をたっぷりと提供している。なかでも、刺身盛りならぬ“珍味盛り”の「くすお盛り」(並盛り1,922円、大盛り2,894円)は、九州の魚と名産を桶盛りにした人気メニュー。鮮魚のほか、馬刺し、辛子れんこん、辛子明太子など、「仕入れの状況によって、中身は多少変わりますが、なるべく九州7県の味を網羅し、九州を一周できるように組み合わせています」と主任の鈴木伸太郎氏は語る。ほかにも、「佐賀 呼子イカしゅうまい」(626円)、「大分 とり天」(626円)、など、メニューには九州の郷土料理が目白押しだ。

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