庄内や全国から仕入れる魚介で幅広い客層をつかむ

味の里 ばんだい-山形市内有数の歓楽街であった場所で営業する炉端焼の店で、静かにゆっくり飲めるのがいいという40~50代の客をつかむ。山形・庄内をはじめ全国から取り寄せる新鮮な魚介が人気だ。

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味の里 ばんだい

山形 山形・小姓町 炉端焼

コの字の囲炉裏をぐるりと囲むように、新鮮魚介ほか食材がズラッと並ぶ

32年前に活魚料理店として営業を始め、現在の炉端焼の店へとリニューアルしてから12年。駅から少し離れた店のある地域は、かつては山形市内有数の歓楽街であったが、今では周辺の飲食店も数えるほどに。だが、「40~50代のお客様には、静かにゆっくり飲めるのがいいとわざわざ足を運んでいただき、週末に多いカップルは、隠れ家的な雰囲気を楽しんでくれています」と、店長の酒井啓史氏は話す。活魚料理店時代の客単価は約10,000円だったが、今は5,000円ほど。その分、「接待、カップル、家族連れなど、客層の幅が広がりました」という。

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