三太郎
宮城 仙台・立町 割烹/天ぷら
1976年創業の割烹。かつて料亭や割烹が数多く並んでいた地域にあり、格式の高い店舗の趣から、接待などでの利用も多い。地元の人が「天ぷらといえば三太郎」と口をそろえるように、天ぷらの名店としても知られている。それゆえ、店内には3台の天ぷら専用カウンターが設けられ、来店客は板前が目の前で揚げた天ぷらを楽しむことができる。二代目女将である樫原貴子氏は、「仙台牛を使ったすきやきやしゃぶしゃぶなどのメニューも人気があります。また、3月までは期間限定でふぐ料理も提供しています」と話す。こうした期間限定の料理に関しては、「季節ごとにお客様にお手紙を差し上げています。多い時は2000通ほどお送りしているんです」(樫原氏)。
また、着物を着た仲居による接客も、創業以来続いており、古くからの常連客に好評だ。樫原氏は「仲居には学生もいますが、着付けや所作などを学びたいと入ってくる志の高い人ばかりです」と語り、笑顔を見せる。
地元ではすっかり名店として知られているが、若い女将ならではの販促も欠かさない。「ブログなどでプライベートを綴ることで、若い方々にもなるべく身近に感じていただければと思っています」(樫原氏)と語る。
ここがポイント!
宮城県青葉区立町1-20
http://r.gnavi.co.jp/t051200/