焼肉の家 いちえん
兵庫 加古川 焼肉
あらゆる来店動機に対応するメニュー構成で老若男女を集客
重化学や繊維などの大規模な工場を抱えつつ、昔ながらの商店街や住宅街を形成する兵庫県・加古川エリア。「焼肉の家 いちえん」を経営する株式会社THINK 代表取締役の北江洋充氏が目指してきたのは、「様々な客層の来店動機に応え、なおかつ“全部が100点”と言われる地域の繁盛店」だ。
「加古川周辺は精肉卸店が多く、食肉の仕入れ値が安いのが特徴。駅前1キロ圏内には焼肉店が密集しています」と北江氏。そんな激戦区でも2005年7月のオープン以来、毎年売上をアップさせてきた。その要因はやはり肉の質とメニュー戦略。扱っている肉はA4、A5ランクの黒毛和牛。さらに月齢30カ月以上で未経産の雌牛に絞り、店内で枝肉からカット。コストダウンを実現し、上質の肉をリーズナブルに提供している。また、ロースターには遠赤外線を発する溶岩石を敷くなど、提供法にもひと工夫を加え、店の特色を追求してきた。