高級感をキープしながら客層を広げて集客に成功

焼肉 志も川 町田駅前店-町田駅前にある焼肉店。祭りなど地域行事に積極的に参加するなど、地域活性化の一翼を担い、企業の宴会や接待、記念日での利用など、高価格帯のメニューを好む客層を獲得。

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焼肉 志も川 町田駅前店

東京 町田 焼肉

テーブル席のほか、掘りごたつの半個室などもあり、いずれも落ち着いた雰囲気

町田駅前にある焼肉店。祭りなど地域行事に積極的に参加するなど、地域活性化の一翼を担い、2004年のオープン以来、近隣企業の宴会や接待、記念日での利用など、高価格帯のメニューを好む客層を確実に獲得してきた。

だが、4年前、他店での食中毒事件に端を発する全国的な焼肉離れなどもあり、客数が伸び悩んだ。「対策として、幅広い層の集客のために、クオリティを下げずにリーズナブルな価格帯のコースや料理を提供するようにしました」と語るのは統括マネージャーの佐藤健太郎氏。その対策の1つが、全14品4,254円のコース。様々な部位の肉を少量ずつ組み合わせることで原価を調整し、リーズナブルだが高級な部位も味わってもらえる内容にした。同じ戦略で黒毛和牛特選ロースなどを含む「7点盛合せ」(5,184円)も提案。これをぐるなびで発信するとともに、スタッフが部位に合わせた焼き方を説明して接客レベルも向上させた。狙いどおり客層が広がり、客数も増加。新規客の中から、高価格帯のコースを利用する常連客も生まれるなど好調だ。

さらに、地元・町田の企業などとのつながりを深め、地元産の調味料を多数使用。今後は、「肉割烹」の業態での店舗展開を考えている。

ここがポイント!

高級部位を含む盛り合わせで集客
様々な部位を2切れずつ組み合わせた「7点盛合せ」。A5ランクの和牛が入って5,184円というリーズナブルな価格を実現し、集客増に貢献している。
地元の食材や調味料を積極的に活用
地元で作られた塩麹や醤油、味噌などを、焼肉のタレや「壷づけ塩麹ホルモン」(770円)などの料理に使用。メニューブックでも紹介して、店の特徴としてアピール。
エリアの特徴
東京の南端に位置する町田市は、都心のベッドタウンとして発展。市の中心である町田駅の南側には飲食店が集まり、北側は住宅地が広がる。
焼肉 志も川 町田駅前店
東京都町田市原町田6-17-3 久満喜ビル1F
http://r.gnavi.co.jp/gb26600/