質の高い中国料理を提供。常連客のリピートを促進

横浜中華街 慶福楼 市場通り店-食べ放題や低価格の中国料理店が増えるなかで、価格競争を避け、新鮮な食材を使った料理で満足感を高める店づくりを進める。こだわりの料理が常連客を獲得する。

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横浜中華街 慶福楼 市場通り店

神奈川 横浜・中華街 中国料理

中国から取り寄せた調度品が印象的で、異国情緒を漂わせる1階のテーブル席

1989年に横浜の中華街に開店した「慶福楼」の4号店として、6年前、同じエリアにオープン。「観光地ですが、常連客を獲得しないと生き残れません」と語るのは、株式会社慶福商事の代表取締役・髙谷輝和氏。周辺に食べ放題や低価格の店が増えるなかで価格競争を避け、新鮮な食材を使った料理で満足感を高める店づくりを進めた。

看板メニューは、福建省の郷土料理を醤油味で和風にアレンジした「海鮮の鉄板焼き」(2,041円)。4~9月はマテ貝、10~3月は牡蠣を使い、旬の食材の旨みが味わえると好評だ。ほかにも紹興酒の酒粕を使った「アサリの酒粕炒め」(1,701円)など、こだわりの料理が常連客の獲得に貢献している。

コースでは高級食材を使った1万円台のプランを打ち出し、アッパー層のニーズを獲得。一方、ぐるなびではフカヒレなどをメニューに加えた「特別感謝コース」(8,100円)がクーポンを利用すると5,378円になることを発信。コストパフォーマンスの高さからアッパー層以外の集客にも成功した。

また、ランチはビジネス層向けに650円~の週替わり定食などを数種類用意。ランチで2階の個室・半個室の存在を知ってもらい、接待や宴会、記念日などでの利用につなげている。

ここがポイント!

名物料理の「牡蠣の鉄板焼き」
福建省の料理がベースのオリジナルメニュー「牡蠣の鉄板焼き」(2,041円)。素材の旨みを引き出した味わいが人気となっている。春~秋はマテ貝を使用。
リピートを促すサービス券を配布
2、3回目の来店客にはサービス券を配布。余白にサービス内容を書き込んで渡し、リピートを促進する。QRコードからぐるなびの店舗ページに誘導している。
エリアの特徴
日本最大の中華街として、国内外からの観光客や買物客で賑わうエリア。周辺には大小の企業のオフィスがあり、ビジネス層の往来も多い。
横浜中華街 慶福楼 市場通り店
神奈川県横浜市中区山下町190
http://r.gnavi.co.jp/e364900/