楽しいディナーをコンセプトに原価をかけた料理で集客

トラットリア コラーレ-海鮮イタリアンの店として、原価率が100%近い「アクアパッツァ」を看板料理に掲げ「おいしい魚ならコラーレへ」と認知を狙う。原価は高めに設定し期待値と満足度を上げる。

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トラットリア コラーレ

千葉 柏 イタリア料理

店の奥に描かれたカラフルで陽気な壁画。店名の「コラーレ(カラー)」を象徴

原価をかけた料理と、豊富なグラスワインが集客力に

イタリアンのシェフとして経験を積み、大手外食企業で経営を学んだ高瀬久夫氏が、2014年7月に独立・起業し、1号店としてオープンした海鮮イタリアン。「当初、都内での開業を考えましたが、この物件に出合い、柏市は商圏が大きいことと、大学時代に隣の我孫子市に住んでいた縁を感じて出店を決めました」と高瀬氏。また、出店条件として想定していたのは、「ビジネス層のほか住民や学生などが多く、平日・週末を問わず集客が可能なことと、『飲みの文化』が根づいているエリア」(高瀬氏)だったという。柏駅から徒歩5分の現在の立地は、その出店条件をクリア。同じく「飲みの文化」がある東京・北千住に3号店もオープンし、今後は赤羽や新橋などへの出店も展望している。

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