ランチとディナーでターゲットを分けて盛況!

小田原ガブリ-「牡蠣+ビストロ料理」をコンセプトに昼は観光客、夜は地元客を狙う。ランチは牡蠣の食べ放題、ディナーは季節の鮮魚をタワーのように盛り付ける「どか盛りプラッター」などが人気だ。

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小田原ガブリ

神奈川 小田原駅 イタリア料理

カジュアルな雰囲気のフロアは、人数により宴会や貸切にも対応できる

牡蠣など食材へのこだわりと肉料理の充実で集客アップ

JR小田原駅前で居酒屋を経営するオーナーの山本一弘氏が、2店舗目として2014年10月にオープンした「小田原ガブリ」。「『牡蠣+ビストロ料理』をコンセプトに、昼は観光客、夜は地元客に利用してもらえる店を目指しました」と、山本氏は話す。

まずランチでは、牡蠣の食べ放題で観光客にアピールすることを考えた。「牡蠣は自らルートを開拓し、その季節にいちばんおいしいものを、三陸をはじめ全国から仕入れています。食べ放題は期間限定で提供していますが、これを目当てに来店する女性観光客の取り込みに成功しました」と山本氏。食べ放題の価格は年により変動するが、1人3,000円程度に設定。原価率は高いものの、客単価が上がり、売上につながっている。さらに、「昼呑み」も打ち出し、「生ビールを低価格で提供した結果、徐々に地元の男性の利用も増えています」と、店長の笹岡利至氏は語る。

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