地鶏と日本酒を打ち出し、着実にリピーターを獲得

遊家 溝口駅前すずらん通り店-青森シャモロックを看板に据え、高くてもおいしいものを食べたい層を狙い、差別化。日本酒の品ぞろえも強みで、全国から料理に合うものや季節限定ものなどを仕入れる。

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遊家 溝口駅前すずらん通り店

神奈川 川崎・溝口 居酒屋

20名までの宴会に対応する掘りごたつ席のほか、カウンター席や個室もある

1998年に創業した炭火串焼と地酒の店「遊家」が、溝の口駅から徒歩2分の場所に2007年オープンした2号店。本店の名古屋コーチンに対し、青森シャモロックを看板食材に据え、他の焼鳥店より高くてもおいしいものを食べたい層を狙い、差別化を図った。その狙いが当たり、現在は30代以上のビジネス層を中心に集客している。

コースは、「焼き物コース」「すき焼き鍋コース」「塩ちゃんこ鍋コース」(すべて3,240円)など、青森シャモロックを使った料理をメインに5種類用意して好評。また、日本酒の豊富な品ぞろえも大きな強みだ。「全国の蔵元を訪ね、料理に合うものや季節限定の銘柄などを仕入れています」と、経営する有限会社土井企画・代表取締役の土井郁夫氏。2日に1回は日本酒のメニューを入れ替え、酒好きの常連客にアピール。接客では好みや感想を聞き、ていねいな説明を心がけ、新たな日本酒ファンの取り込みにも成功している。

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