宇和島鯛めし 丸水 道後店
愛媛 道後温泉 鯛めし
愛媛・宇和島の郷土料理「宇和島鯛めし」は、生卵や海藻などの薬味を加えたタレの中に鯛の刺身を入れ、それをご飯にかけて食す伝統の味。この料理を素材にこだわって磨き上げたのが、宇和島で創業100年を誇る料理店「丸水」だ。三代目の土居真輔氏は、「『宇和島鯛めし』を、日本料理の1つとして国内外に広めたい」と、2016年2月、道後温泉の商店街に出店した。
客層の9割は観光客で、「宇和島鯛めし」(1,500円~)のオーダー率は8割以上。「発祥の店としてこだわっているのは、素材とタレ」と土居氏は話す。鯛は宇和島近海で一本釣りした天然真鯛と、養殖真鯛「鯛一郎クン」に限定し、卵は愛媛県産のブランド卵3種を用意。秘伝のタレも「初代」「三代目」「道後限定」の3種類を提供して、鯛、卵、タレをそれぞれ選んで食べ比べることができるのも大きな特徴だ。