非日常的な和の空間と華やかなお膳が女性に好評

楽庵 うめ小路-石造りのオブジェや調度品などを組み合わせた個性的な空間は京都をイメージ。1日15食限定の「京の下町おしゃべり膳」が人気で、女性やファミリーの記念日利用を獲得している。

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楽庵 うめ小路

宮城 仙台駅西口 日本料理

京都の町家をイメージした店内。和の調度品やシャンデリアが目をひく。全席個室

仙台駅西口の駅前通りから続く路地裏に、2003年オープンした日本料理店。京都をイメージした店内は、石造りのオブジェや調度品、シャンデリアなどを組み合わせた個性的な空間だ。「日常を忘れて楽しんでいただきたいという思いが込められています」と、店長兼料理長の陣野誠氏は言う。

料理は、旬の食材を使った創作和食で、華やかな盛り付けも特徴的。ランチでは、京湯葉丼や牛タン塩焼きなどのメイン1品に、小鉢とデザートなどが付いたお膳(1,728円~)のほか、「端午の節句御前」(3,024円)といった季節限定メニューも用意し、女性やファミリーの記念日利用を獲得している。また、1日15食限定で、週替わりの「京の下町おしゃべり膳」(1,080円)は、これを目当てに開店前に行列ができるほどの人気で、店の認知度アップにつながっている。夜は出張客の来店も多いため、石巻産の「桃浦の殻カキ」(734円)や、秋田県産のせりを使った「せりピザ」(1,058円、期間限定)をアピール。東北を中心とした地酒も常時約20種取りそろえて喜ばれている。

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