2017/05/23 特集

ジャンルも多様化して、注目度アップ! 進化する立ち飲み

外食業界において、1つのスタイルとして定着した"立ち飲み"。様々な店が次々に登場し、さらに商品・サービスも個性化している。今後、立ち飲み市場はどう進化していくのか、繁盛店の取材をとおして考察する。

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外食業界において、1つのスタイルとして定着した“立ち飲み”。大衆居酒屋からフレンチまで、ジャンルやスタイルも様々な店が次々と登場し、さらに商品・サービスも個性化している。今後、立ち飲み市場はどう進化していくのか、繁盛店の取材をとおして考察する。

片手でつまめる貝料理のカジュアルさを前面に、立ち飲みとフレンチを融合

【東京・神田】貝呑

1F 立ち飲みケースを重ねて板を渡した簡易な作りのカウンターが、気の置けない酒場の雰囲気を演出する。キッチンスタッフとの距離の近さも魅力

あえて簡易的な空間で「気軽に1杯」をアピール

昭和の面影を濃く残す東京・神田駅前の路地に、2016年4月オープンした「貝呑」は、“魚屋の角打ち”をイメージしたユニークなフレンチバル。築地で仕入れる国産の活貝や魚がディスプレイされた店頭は、まさに魚屋と見紛うほどで、港町の市場の一角で飲んでいるような雰囲気を味わえる。

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