食べ放題に付加価値を付けて客層を広げ、急成長

焼肉 力丸 心斎橋店-精肉店直営ならではの上質な国産牛の焼肉食べ放題で、2011年2月のオープンから1年で急成長した焼肉店。

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焼肉 力丸 心斎橋店

大阪 中央区・心斎橋 焼肉

シックな色合いで落ち着いた店内。テーブル席は少人数の宴会に最適

精肉店直営ならではの上質な国産牛の焼肉食べ放題で、2011年2月のオープンから1年で急成長した焼肉店。

「唐揚げやコロッケなど、居酒屋風のサイドメニューも加えるなどして、焼肉の食べ放題に新しい客層を呼び込むことを狙っています」と店長の宇山純平氏。

客の約95%が利用する食べ放題は、全90品と123品の2コース。当初から、「ぐるなび食べ放題」で認知度を上げ、90品2,980円でビジネス層の普段使いを確保する一方、123品3,480円のコースには名物の厚切り肉を付け、デザートメニューを増やすなど、満足度を追求して客単価アップを実現するとともに、女性客獲得に成功している。また、3種類を用意する飲み放題でも、上位プランにプレミアム焼酎を付けてアッパービジネス層を誘導。さらに、クーポン利用で1,000円の飲み放題が800円になるなど、客のほとんどが飲み放題を頼む仕組みを確立している。

平日はビジネス層、土・日は女性客やファミリーが主体だが、22時以降も遅くまで働く人たちのニーズがあるため、22時~翌朝5時まで「エンドレス食べ飲み放題」3,980円を打ち出した。結果、昨年末は10人単位の深夜忘年会も獲得。激戦区で集客力を付け、波に乗っている。

ここがポイント!

食べ放題は90品と123品の2コース
リーズナブルな90品と顧客満足度を追求した123品の食べ放題コース。コース別に全品目を掲載したメニュー表で種類の多さをアピールしながら、客の注文しやすさにもつなげている。
名物の厚切り肉で客単価アップ
通常の2倍の厚さのロースステーキ(写真)やカルビなど、名物メニューが選べるのは123品コースだけ。予約時にていねいに説明することで注文率と客単価アップを実現している。
エリアの特徴
御堂筋から同店の近くにある心斎橋筋商店街周辺は、大阪を代表する繁華街。百貨店やアパレルショップのほか、居酒屋、カフェ、レストランまで多様な飲食店が集まり、近隣企業のビジネス層や買い物目的の人が多い。
焼肉 力丸 心斎橋店
大阪府大阪市中央区心斎橋筋2-1-32 ISビル4F
http://r.gnavi.co.jp/kabs801/