風情ある町屋と鍋料理でビジネス層を獲得

隠-「京町屋でゆったりと鍋を楽しむ」がコンセプトの日本料理店。大正時代に建てられた町屋の隠れ家的な雰囲気がアッパーなビジネス層に好評で、特に50代を中心に集客している。

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京都 祇園四条 日本料理

箱庭が見える掘りごたつの個室。部屋をつなげて最大16名の宴会にも対応できる

「京町屋でゆったりと鍋を楽しむ」がコンセプトの日本料理店。大正時代に建てられた町屋の隠れ家的な雰囲気がアッパーなビジネス層に好評で、特に50代を中心に集客している。主な利用シーンは企業の接待や宴会で、カップルシートの個室もあり、デートや記念日の来店も多い。

看板の鍋は、「京都牛のしゃぶしゃぶ」(1人前6,800円)、「京赤地鶏のすきやき」(1人前5,400円)など定番メニューに、夏の「鱧しゃぶ」(1人前7,020円)など季節限定メニューを加え6種用意。秋冬はフグやクエを使った鍋のほか、「おまかせコース」(1人前9,180円)限定で、三重県・尾鷲(おわせ)港直送のマグロとネギを煮込んだ「ねぎま鍋」を提供。旬を味わうラインナップで、リピーター獲得につなげている。一方、「近年は欧米からの外国人観光客の来店も増えています」と店長の大木律人氏。インバウンド対策として、3年前から自社で英語メニューを作成し、天ぷらや寿司なども盛り込んで喜ばれている。

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