自社農場や生産者から食材を仕入れ高いコスパを実現

博多くいもんや益正 筑紫口店-JR博多駅の高架下に店を構える居酒屋。“ここでしか食べられない一品”を取りそろえるほか、佐賀県に自社養鶏場を創設し、その卵を使ったメニューが名物となっている。

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博多くいもんや益正 筑紫口店

福岡 博多駅筑紫口 居酒屋

座敷席は100名収容可能。テーブル席とあわせて最大200名までの宴会に対応する

インバウンド対策を強化し、アジア圏からの集客も好調

居酒屋やカフェなど、福岡・博多を拠点に9業態19店舗を展開する株式会社益正グループ。その主軸を担う九州料理居酒屋「博多くいもんや益正」の4店舗目として、1999年にオープン。昼夜を問わず人の往来が多いJR博多駅筑紫口至近の高架下に位置しており、「益正」ブランドでもっとも売上の大きい店舗だ。

看板は、福岡市中央卸売市場から毎日仕入れる鮮魚や、長崎・対馬から産直で仕入れるブランド本マグロ「トロの華」。トロの華は1本丸ごと仕入れ、「マグロ赤身刺し」(864円)や「煮付け」(853円)などで提供する。そのほかにも、対馬産の黒毛和牛や、佐賀・太良(たら)町産のブランド豚「名水豚」など、多くの食材を生産者と直接契約して仕入れており、「産地との結びつきが強みになっています」と、店長の三宅泰雅氏は言う。中間流通を省くことによるコストダウンだけでなく、例えば、名水豚はタンやキモなど市場にほぼ出回らない希少部位も入手し、「タンテキ」(734円)、「キモテキ」(421円)などのメニューを開発。“ここでしか食べられない一品”として、特に常連客の来店動機の1つとなっている。

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