「洋の一品」を組み込んだ和のおまかせコースが好評

割烹 大正-接待のほか、記念日やハレの日の利用が多く、週末は3回転する割烹。注文はほとんどコース料理で、一番人気は「和洋折衷会席」。全9~10品の本格和食に「洋の一品」を盛り込むのが特徴だ。

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割烹 大正

大阪 岸和田 割烹/会席料理

1階にはカウンター席と小上がりを設置。2階には約30名の宴会に対応する座敷がある

創業105年を迎えた「割烹 大正」は、同地で開業した和菓子店に始まり、食事処を経て、4代目となる上田尚繁氏が約20年前に割烹に業態変更。接待のほか、記念日やハレの日の利用が多く、週末は3回転することも珍しくない。

「注文はほとんどコース料理で、一番人気は『和洋折衷会席』(5,400円)。内容は基本的におまかせいただいています」と上田氏。全9~10品の本格和食に「洋の一品」を盛り込むのが特徴で、例えば小さなかぼちゃの肉詰めを煮たものとベシャメルソースを合わせた料理は、提供される7月頃になると問い合わせの連絡が数多く入る一品だ。また、どのコースにも入る自家製胡麻豆腐が評判なほか、アラカルトでも人気の、球状の氷の中に美しく盛り付けられた「お造りの盛り合わせ」など、ビジュアル的にもオリジナリティあふれる数々の料理とその味が、ファンの獲得につながっている。接客時の会話から記念日だとわかればサプライズでメッセージプレートやミニ花束もサービスするなど、細やかな気配りも忘れない。

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