道頓堀 治兵衛
大阪 中央区・なんば 会席料理/ふぐ
道頓堀の西側に店を構える「治兵衛」は、ふぐ料理が名物の老舗。ビルの地下1階から5階に400席を持つ大型店だ。コンセプトを「日本の旬の高級食材を、手頃な価格で提供する和食店」と話すのは、次長の吉田勇樹氏。春はイセエビ、夏はハモ、秋はマツタケ、そして冬は通年で提供するふぐ料理が特に人気。また、社長の出身地・長崎県の応援店として、長崎産のふぐや佐世保で仕入れた食材などを使った長崎の郷土料理も好評。今年4~6月は「長崎まつり」、毎年夏から秋にかけては「北海道まつり」を開催し、イベントでの集客も積極的に行っている。近年は外国人客も増えており、来店客の約3割を占めるため、2013年より外国人用メニューブックも導入し、店頭でもアピールして気軽な入店を促す。料理名やその紹介文の翻訳については、より伝わりやすいよう表現を工夫している。