昭和の一軒家 和×フレンチ ぐりる嘉野
千葉 市川・本八幡 和洋創作料理
300坪の敷地に、昭和17年に建てられた日本家屋。ここに住む渡辺憲一・裕子さん夫妻が、居室の一部を完全予約制の飲食店としたのは2010年12月。東京で30年以上喫茶店を経営してきた渡辺夫妻は、今では少なくなった昭和の香り漂う居室と庭、祖父の代から収集した食器、今まで蓄積してきた料理人の技をフルに披露する店を始めた。
「1人1万円の予算なら、料理もサービスも最高のものを用意できます。でも、その価格で家族全員での外食は難しい。満足のいく料理が出せ、安心して食事を楽しんでもらえるように、メニューを1人4,500円のコースのみにしたのです」と憲一さん。そのため、内容を"おまかせ"にし、完全予約制にして食材のロスを抑えた。仕入れから料理、もてなしまでを夫妻でまかなうことで、客への配慮をすみずみまで行きわたらせている。
また、食材はすべて、古くから個人的に付き合ってきた産地の業者から取り寄せ、京野菜、淡路島の天然真鯛、高知日戻り一本釣り鰹など、こだわりの逸品揃い。家族連れ、両家の顔合わせ、女性グループなどのほか、口コミで聞きつけた遠方からの来店客も増加中だ。
ぐるなびにはオープン時から加盟。Webで店内の温かみのある雰囲気を伝えつつ、リーズナブルな価格訴求で成果を得ている。
ここがポイント!
千葉県市川市八幡3-11-7
http://r.gnavi.co.jp/gaep400/