焼鳥と釡めしを二大看板に法事や慶事を中心に集客!

古民家風一軒家の日本料理店「葉山鳥ぎん 本店」。焼鳥と釡めしを二大看板とし、木々に囲まれたロケーションも売りとなり、法事や慶事などで選ばれる店に。一品料理なども用意し、幅広い年代に喜ばれている。

URLコピー

葉山鳥ぎん 本店

神奈川 葉山 日本料理

 神奈川・横須賀インターチェンジ近くのロードサイドに、20年以上前にオープン。創業から90年を超える老舗の米穀販売業・株式会社むらせの直営店だ。敷地の入口から店舗までを緩やかなスロープでつないだ古民家風一軒家で、木々に囲まれたロケーションも売りで、6月には店舗裏の河川(下山川)でホタルも鑑賞できるという。店内には座敷のテーブル席などがあり、落ち着いた雰囲気。法事や慶事など家族の集まりに好まれ、地元住民のほか横浜や東京から訪れる常連客を獲得している。

自然に囲まれた趣きのある古民家風一軒家。店内は落ち着きのある空間が広がる

 オープン当初から焼鳥と釡めしが二大看板。焼鳥は炭火で焼き、釡めしはオーダー後に生米から炊き上げる。特に釡めしは、一番人気の「五目釡」(1,001円)、定番の「かにいくら釡」(1,936円)、県産食材を使った「葉山牛釡めし」(3,058円)など約30種類を用意。季節食材を使った期間限定の釡めしもそろえ、リピートにつなげている。「一品料理にも力を入れ、様々な年代の方に喜んでいただけるようにしています」と、総料理長兼店長の長田幸一氏は語る。

 ぐるなびでは、緑豊かな空間やランチ、コースなどを発信。特に、「とりわっぱ」(1,001円)などリーズナブルなランチが女性に好評で、団体旅行のランチ会場としても人気を博している。

ここがポイント!

厳選米で炊き上げる種類豊富な釡めし
焼鳥と二大看板の釡めしは、福島・会津産コシヒカリを秘伝の出汁で炊き上げる。通年メニューに季節限定を加え、常時30種類を提供。様々な味が楽しめる。
自社製品を店頭販売して売上アップ
自社で手がける雑穀米や系列店「茶屋惣菜」のおはぎ、店内で提供している漬物、菓子などを店頭で販売。土産として購入する人が多く、売上に貢献している。
エリアの特徴
神奈川・葉山町は三浦半島中西部にあり、保養地として知られる。その東端にある木古庭(きこば)地区は、横須賀市と隣接。自然豊かで、飲食店はほとんどない。
葉山鳥ぎん 本店
神奈川県三浦郡葉山町木古庭217
https://r.gnavi.co.jp/83u83vjk0000/
調理師 勝又 健太郎 氏(左)、調理師 松崎 善太 氏(右)
勝又氏は入社11年目。同2年目の松崎氏とともに常連客に愛される店を目指す。