厳選した牛肉をスタッフが客席で焼き、人気店に成長

埼玉・川越にある焼き肉店「シンラガーデン川越八幡通り店」。東京・芝浦市場から直接仕入れる高品質な牛肉を手頃な価格で提供し、平日はビジネス層、休日はカップルやファミリーを集客している。

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シンラガーデン川越八幡通り店

埼玉 川越 焼き肉

 埼玉・JR川越駅から徒歩8分の路地に2016年オープン。20年以上、地元・川越で営業している焼き肉店「シンラガーデン」の2号店だ。「本店は駅から離れた住宅街にあり、ファミリーのお客様が多いため、駅から近くビジネス層が多いエリアに出店しました」と話すのはオーナーの西川明良氏。シックな内装で個室を備え、高品質な肉を提供。狙い通り、平日は主にビジネス層、休日はカップルやファミリーを集客する。

シックな色でまとめた落ち着きのある空間。テーブル席のほか、掘りごたつ席もある

 自慢の肉は、西川氏が東京・芝浦市場から直接仕入れて極力コストを抑え、A5ランクの和牛を手頃な価格で提供。「炙りユッケ」(1, 100 円)やおすすめの部位を盛り合わせた「厳選シンラ盛り」(6, 110円~)が看板メニューだ。「炙りユッケやミスジなどは焼き方にコツがいるので、おいしく食べていただくためにスタッフが客席で最初の1枚を焼いて提供しています」と西川氏。また、2020年春よりテイクアウトやデリバリーを本格的に始め、「A5黒毛和牛カルビ弁当」(1,500円)などが人気だ。

 ぐるなびでは更新代行を活用して店舗ページを更新。コンスタントな予約獲得につながっている。2020年11月には市内に和牛ひつまぶしの専門店、2021年1月には鉄板焼き店を相次いで出店し、今後さらに幅広く集客していく考えだ。

ここがポイント!

焼き方を熟知したスタッフを育成
最適な焼き加減で肉を食べてほしいという思いから、スタッフが客席で最初の1枚を焼いて提供。マニュアル(写真)を作成し、スタッフに焼き方を指導している。
LINEの会員を集め、集客に生かす
A5黒毛和牛を使った肉寿司が29円になる特典を付け、「LINE」の会員登録を促す。本店と合わせて1万名の登録があり、お得な情報を発信して集客に生かしている。
エリアの特徴
蔵造りの街並みが人気の川越市。JR川越駅東口の北にある商店街には、商業施設や飲食店、オフィスビルが建ち並び、買物客やビジネス層が行き交う。
シンラガーデン川越八幡通り店
埼玉県川越市南通町20-35 2F
https://r.gnavi.co.jp/2aj4y3zg0000/
オーナー 西川 明良 氏
高校生の時に父親が創業。大学卒業後、IT企業に就職。31歳で父の会社を引き継ぐ。