厚切り豚肉の名物と自家製キムチが大好評!

2011年12月、水戸駅南口にオープンした韓国料理店「生サムギョプサル専門店 葵 水戸店」。サムギョプサルと手作りキムチを看板に、30~50代のビジネス層を中心に多くの常連客を獲得している。

URLコピー

生サムギョプサル専門店 葵 水戸店

茨城 水戸 サムギョプサル/韓国料理

 2011年12月、水戸駅南口の現在地(水戸市役所横のビル2階)のすぐ近くにオープンした韓国料理店。「手作りキムチを販売していたこと、実家が養豚農家であること、韓国旅行でサムギョプサルのおいしさを知ったことが開業のきっかけになりました」と、オーナーの北田知枝氏は語る。

50人ほど入れる掘りごたつ席(写真)のほか、テーブル席の個室もある

 キムチは、北田氏が20年近く前に趣味で始め、その後、商品として磨きをかけてきた自信作だ。一方、実家は優良な豚肉を生産して農林水産大臣賞を受賞したこともある生産者。そこで、両者を組み合わせた「生サムギョプサルセット」(1,298円)を中心に提供。オリジナルのキムチと厚切りで一度も冷凍していない豚肉の味の良さが好評を博し、30~50代のビジネス層を中心に多くの常連客を獲得してきた。その人気は、3年前に現在地に移転後も順調。広々とした開放的な空間で、少人数から50人規模の宴会まで対応が可能になり、客層を広げている。「特に昨年は、Go To Eatキャンペーンをきっかけに若い人の予約が増加」(北田氏)と言い、認知の広がりを実感している。

 ぐるなびには2017年に加盟。昨年9月にはメニューをリニューアルし、牛赤身ステーキなども加え、幅広いニーズに応えている。

ここがポイント!

来店客の9割が頼む「生サムギョプサル」
茨城・鉾田市にある浅倉一商店の豚肉を厚切りのサムギョプサルで提供。一度も冷凍しない「生」の肉で、甘みと脂身のおいしさが口コミでも評判に。
手作りのキムチはお土産でも人気
全行程をオーナーが丁寧に手作りするキムチは、生カキのエキスや生イカを使用したオリジナル。お土産のほか贈答品にも利用され、売上につながっている。
エリアの特徴
茨城県の中核市・水戸の玄関駅として栄える水戸駅。繁華街につながる北口に対し、南口周辺はオフィスが中心で市役所もあり、ビジネス層が多いエリア。
生サムギョプサル専門店 葵 水戸店
茨城県水戸市中央2-8-1 水戸南中央ビル2F
https://r.gnavi.co.jp/4gj699c60000/
オーナー 北田 知枝 氏
趣味で始めたキムチ作りと、実家が養豚農家の強みを生かして飲食業へチャレンジ。