1983 ~燻製とクラフトビールのお店~ 茅ヶ崎
神奈川 茅ヶ崎 ダイニングバー
ママ会でも利用しやすいよう60分に飲み放題を設定
神奈川・JR茅ヶ崎駅から徒歩3分の好立地に、2017年にオープンした自家製燻製とクラフトビールが売りのダイニングバー。店内は木の温かみを感じる明るい雰囲気で、30~40代の女性を中心に集客している。オーナーの堀川孝氏は高校での実習をきっかけに燻製の魅力に引かれ、趣味で燻製作りを続けてきた。「独立する際、周囲に競合店がないことから燻製を看板にすることに決めました」と振り返る。オープン以来、燻製メニューは徐々に増え、現在は約30種類をラインナップ。中でも人気の「燻製ポテトサラダ」(440円)はジャガイモ自体を燻製してから調理し、「家庭では作れない味と好評です」と堀川氏は話す。そのほか、燻製した油を使った「がっつりニンニクのペペロンチーノ」(850円)や「魚介アヒージョ」(1,100円)も、ビールに合うと人気を得ている。
もう一つの看板であるクラフトビールは4種からスタートし、現在は常時12種をそろえる。「クラフトビールは味の個性が強いので、1杯の量が多いと気軽なオーダーにつながりません」と堀川氏。そのため、注文のしやすさにこだわり、グラス1杯を200ml弱と少量に設定。価格もよりリーズナブルに抑えている。100mlずつの「クラフトビール飲み比べ」(3種800円、4種1,000円)も、いろいろな種類を試すことができると好評だ。
ランチは基本的に、「ローストビーフ丼」や「スタミナベーコン丼」などのメイン料理に、サラダやドリンクが付くセットメニュー7種の提供だが、クラフトビールをはじめアルコールを注文しやすくするため、アラカルトのオーダーも可能にしている。また、オープン直後に始めたクラフトビールと燻製5種(1,100円)などの「昼飲みセット」が好調なことから、2年前より「飲み放題60分」(1,000円、クラフトビール込みは2,000円)をスタート。「お客様に小さな子どもがいる主婦も多く、幼稚園などの送り迎えの合間に利用していただこうと、60分単位で提供したところ、昼飲み利用が増えました」と堀川氏。今ではランチ客の2~3割が飲み放題を利用し、「セットメニューのドリンクをプラス110円でアルコールに変更する方を含めると、ランチのお客様の7割はアルコールを注文。昼から腰を据えて飲む方も多いです」(堀川氏)と、需要をしっかりつかんでいる。飲み放題はディナーでも好評で、人数・種類ともに個別注文が可能という使い勝手の良さも受けている理由の一つだ。
ぐるなびでは燻製とクラフトビールの種類の多さをアピール。将来は"燻製工場"を造り、催事販売や飲食店に卸売りすることを目指している。
ここがポイント!
神奈川県茅ヶ崎市新栄町9-7
https://r.gnavi.co.jp/nwudmthv0000/