本格イタリアンと地場食材の融合で付加価値を高める

Club Contrada‐ホテルのレストランで修業を積んだ総料理長による本格イタリアンベースの洋風料理と、イタリア直輸入の釡で焼くピッツァ、そして一流ホテルにも負けないていねいな接客が売りの店だ。

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Club Contrada

大阪 岸和田 イタリア料理

豪華なシャンデリアや調度品が高級感を醸し出す店内

地元を代表する観光スポットに仕かける、本格イタリアン

「Contrada」とはイタリアの地方に存在する自治体(自治会)のひとつ。町のシンボルともいえる岸和田城の横に、"人々が楽しく集う店"という思いを店名に込めて、今年5月にオープンした。売りは、ホテルのレストランで修業を積んだ総料理長による本格イタリアンベースの洋風料理と、ナポリ東方のベスビオ火山の溶岩石を炉床に使った、イタリア直輸入の釡で焼くピッツァ、そして一流ホテルにも負けないていねいな接客だ。それらをランチコース1,500円~、ディナーを3,000円~で提供。地元の人々や観光客らで連日賑わいを見せている。

総料理長の里道利幸氏は、「当店でしか楽しめない料理を、子供からシニアまで、満足していただけるように提供したい」と語る。パスタはイタリアで著名な老舗メーカーの製品を使用。水ナスをはじめ、大阪・泉州の野菜やブランド豚「犬鳴きポーク」を取り入れた多彩なコース料理を考案している。また、ナポリピッツァは小麦粉を現地から取り寄せ、日本の気温や湿度を考慮して、水の配合量や練り方を毎日変えて、もっともおいしい状態で焼き上げている。

さらに、オープンキッチンの中からホールに気を配り、パスタのゆで時間や塩の加減、料理の流れやボリュームを、客の年齢層や利用目的に合わせて微調整。ホールの接客でも、着席時にエスコートするなど高級感を演出して、日常使いでも記念日利用でも、喜ばれている。

炭酸水を無料で提供。店外へのサービスで認知度アップ

こうした店作りの土台に加え、様々な付加価値を創出したところにも、同店ならではの特徴がある。飲料用の水を専用機械で炭酸水に変えて提供するのもその一つ。一風変わったサービスの仕方が話題になるとともに、有料の店が多い炭酸水を無料にすることで「お得感」を付加。

また、デザートは、本場のジェラートが10種類のフレーバーの中から3種類を選んで300円という破格の値段設定だ。しかもこれらは、レストランだけでなく、店の外に集う人々にも提供しているところがポイント。炭酸水のボトルは店外のテラスに置いて、散歩やジョギングの人が自由に無料で利用できるようしている。そして、ジェラートはテイクアウトを可能にしたため、平日の昼休みや休日には、近隣の住宅やオフィスの人々、観光客らで行列ができることもまれではない。それらのサービスが口コミで広がり、知名度が次第に上昇。開店以来、販促媒体はぐるなび一本だが、地元の人々を中心にリピーターが多く、客足はさらに拡大しそうだ。

「今後はウエディングや法人利用など、貸切やパーティ需要にも積極的に応えていきたいと思っています。また、リピーターのお客様に会員になっていただいて、長くご利用いただけるように、ポイントカードを準備中です」とは支配人の喜田真豪氏。さらに、岸和田の活性化も視野に入れて、地場産農産物で作る「フルーツトッピングのイタリアンジェラート」や「地野菜を使用したピッツァ」なども企画中。料理と接客をさらにブラッシュアップして、地元の「顔」として、一層の成長を目指す。

ここがポイント!

400℃以上で焼く本格ナポリピッツア
粉も石釡も現地から輸入し、400℃以上で焼き上げるピッツァは、一番人気のメニュー。石釡を入口のレジ裏に配置してアピールすることでも、認知度と注文数を押し上げている。
「お得感」いっぱいの、自慢のジェラート
イタリア最大のジェラート協会「SIGA」の認定を受けた自慢のジェラートが10種類。どれでも3盛で300円という破格の値段で、テイクアウトでも大盛況の一品。
一流ホテル並みのおもてなし
ホテルのホスピタリティを熟知している支配人の喜田真豪氏(左)が、一流ホテル並みの接客をスタッフに伝授し、レベルの高いもてなしを目指す。右はスタッフの東 邦子氏。
店内で炭酸水を作り、無料で提供
普通の水のかわりに炭酸水をサービス。専用機械を導入してコストを抑え、無料提供を可能にした。自由に利用可能な店外のテラスでも無料で飲めるようにし、店の認知度をあげた。
エリアの特徴
岸和田城を擁する岸和田市は、城下町として古くから栄えた町。現在は泉南(大阪府南西部)の中心として、府の支庁や企業の支店などがあり、住宅地も広がっている。だんじり祭り、岸和田城などへの観光客も少なくない。
Club Contrada
大阪府岸和田市岸城町7-22 二の丸広場観光交流センター内
http://r.gnavi.co.jp/c210413/