ボリューム満点の「男子会コース」で、客単価がアップ

豚屋敷

福島 郡山駅西口　豚料理専門店

福島県産の麓山高原豚（はやまこうげんとん）を使ったしゃぶしゃぶを売りに、2011年9月にオープン。より印象を強めるため、豚を冠したインパクトのある店名を付けた。

オープン前、店長の槌谷雅人氏は女性客の需要が高いと予想していた。しかし、フタを開けてみると、20代後半～40代前半の男性客の利用が多かった。「男性客はお酒の面でも客単価が高い。それならもっと積極的に男性客を取り込もうと、ボリューム重視の『男子会コース』（4,000円）を作りました」。これをぐるなびでも前面に打ち出したところ、大ヒット。女性の利用も可能にすると、予想以上に受け、集客アップにつながったという。

接客面では、距離を縮めてもらうため、客を名前で呼ぶほか、店内にスタッフの写真とニックネームを掲げ親近感を演出。また、誕生日の客にはデザートに花火を付けて提供し、店全体で盛り上げるなどの工夫も客と店とを近づけている。

ぐるなび加盟で東京など県外からの来店も増え、週末は予約必須の人気店に成長。忘年会に向けては、ボリュームアップしたコース設定で、現在3,500円の客単価を4,000円に上げたいという槌谷氏。「今後の店舗運営のためにも、今年の忘年会は重要です」と、意欲を見せている。

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