地元で無名の「水炊き」をあえて看板にし、差別化に成功

元祖 水炊き専門店 河馬家‐広島では、あまりなじみのない水炊きを、あえて看板に据えることで、他店にない特色を打ち出て成功。もてなし感を演出し、30代以上の男性客を予想以上に集客している。

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元祖 水炊き専門店 河馬家

広島 中区・中町 水炊き専門店

中2階の座敷席と半地下のテーブル席が吹き抜けでつながっている和空間

2012年4月に水炊きの専門店としてオープン。「広島では、あまりなじみのない水炊きを、あえて看板に据えることで、他店にない特色を打ち出したかった」とは、オーナーの岡野誠司氏。スープの味を決める鶏は、地元・江田島から平飼いの名古屋コーチンを、毎日入荷できるルートを開拓。新鮮な鶏と旬の野菜を、客席の卓上でスタッフが調理して提供するスタイルで、もてなし感を演出した。これらが、水炊きを食べたことがない地元ビジネス層の関心を引き、他店との差別化につながって、30代以上の男性客を中心に予想以上の集客に成功している。

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