「客が目指して来る味」で競合と差別化、常連客を増やす

キャンティ・ヴォーノ‐東京の笹塚に本店があるイタリアンの名店「キャンティ」のFC店。仙台・一番町に店を構え、本店のレシピを共有するほか仙台ならではの素材を活かしたスポットメニューも提供。

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キャンティ・ヴォーノ

宮城 仙台・一番町 イタリア料理

カップルの記念日使いからパーティまで人数に応じて様々なかたちで利用できる

東京の笹塚に本店を構えるイタリアンの名店「キャンティ」(CHIANTI)グループのFC店として1996年にオープン。「当時、気軽に楽しめるイタリアンがなかった仙台に、自分が好きな店を持ってきました」と株式会社ヴォーノ代表取締役の飯田賢一氏。オープンから16年が過ぎ、常連客は年齢を重ね、店も円熟味を増して進化してきた。

料理は約100種類。本店のレシピを共有しながら、仙台ならではの素材を活かしたスポットメニューも提供している。ワインは常時80~100種類をそろえ、ボリューム満点で男性客にも人気のランチは、毎日内容が替わりリピーターを飽きさせない。「ディナーでは、オリジナルドレッシングのサラダや『洋風ネギトロ』など、“これを食べたい”と、当店を目指していらっしゃるお客様が多いのが強味です」と飯田氏。接客に関してはマニュアル式ではなく、来店客に応じてもてなす“アナログ的なサービス”に努めている。また、飯田氏自ら店に立ち、常連の特徴や商品知識をスタッフに伝える。そのスタッフの定着率が高いのも店の活力の源だ。

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