イタリア風おでんの商品力で客を呼び、人気店に成長!

イタリアン酒場 DEN BAR HAS‐フリー客を望むのは難しいため、目指してきてもらうためには魅力のあるオリジナルメニューを開発。洋と和のエッセンスが融合したおしゃれな料理が楽しめると好評だ。

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イタリアン酒場 DEN BAR HAS

広島 中区・堀川町 イタリア料理

居抜き物件をほぼそのまま活用した店内は、落ち着いた色調で高級感がある

2012年2月、飲食店街の一画にあるビル1階にオープン。チーフマネージャーの染川修広氏は、「ビルの1階ですが、入口が奥まっているので、フリーのお客様を望むのは難しい。目指してきてもらうためには、魅力のあるオリジナルメニューが必要だと考えました」と語る。

そこで、シェフでもある染川氏が考案したのが「イタリア風おでん」。北イタリアの煮込み料理「ポリートミスト」を和風にアレンジした「白のおでん」と、赤ワインや牛骨などで煮込んだスープの「赤のおでん」を看板メニューに据えた。シャンデリアが輝く重厚感のある店内で、洋と和のエッセンスが融合したおしゃれな料理が気軽に楽しめる点が支持され、特に30代の地元のビジネス層を中心に客足を伸ばしている。また、冬限定のメニューとして「トマト鍋」や、イタリア風ラーメンの「イタメン」も開発。これらがテレビで紹介されて注目を集めたことで、さらに認知を高めた。

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