要望に応えるメニューを提案し、客の心をつかむ

日本料理 すずなり‐「手軽に質の高い日本料理を楽しんでほしい」という日本料理店。旬の食材や好きな素材を使ってメニューを組み立てる特別会席を提供し、「要望に精一杯応える店」をアピールする。

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日本料理 すずなり

千葉 市川 日本料理

料理人の手元が見えるカウンター席。特に女性客に人気で、調理中は会話が弾む

2009年、手軽に質の高い日本料理を楽しんでほしいとオープン。予約でいっぱいになる日々が続いたため、2012年11月には増床した。客層は幅広いが、ぐるなびや口コミを通じ、ターゲットとしていた30代の利用が増加。その理由を「お客様の要望を聞く店として評価されたのだと思います」と、オーナーの鈴木一喜氏は語る。誕生日や記念日には、旬の食材や客の好きな素材を使ってメニューを組み立てる特別会席を提供。ぐるなびでも「要望に精一杯応える店」として、記念日のプランをアピールする。

そのほかにも、こだわりが随所に光る。カウンター席は料理人の手さばきが見える高さにし、客との会話を楽しめるように工夫。アラカルトのメニューはその日仕入れた素材から考え、毎日手書きのメニュー表を作成している。「コース内容も毎週替え、リピーターの来店頻度を上げる努力をしています」と鈴木氏。

接客では、会話を大事にし、名前で呼ぶことを心がける。日本酒にもこだわり、料理に合った日本酒の提案も積極的に行う。料理に対する真摯な姿勢や行き届いた配慮が来店客に響き、現在では7割がリピーターだ。女性客も多いことから、今後は料理教室の開催も考えている。

ここがポイント!

天然あゆを使用した香り高い「あゆ酒」
冷凍加工した天然あゆを焼き、燗酒につけて提供。あゆの香りと出汁も出て風味豊かで、日本料理に合うと好評。2合2,100円で提供し、人気メニューに。
料理が映える美しい器
発色のよい有田焼を中心に、店内の器にもこだわる。窯元にオーダーしたお店オリジナルの器もあり、目でも味わえる日本料理の醍醐味を伝える。
エリアの特徴
首都圏のベッドタウンとして発展している市川市。住宅街が広がり、近年は高層マンションの建設も多く、新しい住人も増えた。市川駅周辺には飲食店も多く、家族での食事や地域の集まりなどで利用する人が多い。
日本料理 すずなり
千葉県市川市市川1-8-5 アドビル102
http://r.gnavi.co.jp/gc1j700/