アルバイトはシフトの融通が利くと◎
アルバイト探しでは大多数が求人サイトを利用
では、大学生はどんな方法で、何を基準にアルバイトを選んでいるのか。まず、探す際の情報源(Q3)については、約5割の学生が「インターネットの求人サイト」を使うと回答。「検索エンジン」(18.0%)の利用も多く、インターネットでの人材募集は効果的といえそうだ。一方で、「友人・知人からの紹介」(13.5%)も比較的多い。その店で働く友人からの紹介なら、事前に知りたい情報も聞きやすく、安心して始められるということかもしれない。
アルバイト選びで重視することを聞いたQ4では、「勤務する曜日、日数が自由に決められる」(59.9%)、「勤務時間の自由度」(47.2%)が上位に。勤務日や時間など、シフトの融通が利くかどうかをもっとも重視していることがうかがえる。また、「給与が高い」(46.5%)などの給料面や、「未経験でもできる仕事である」(37.3%)といった仕事内容に関する項目も回答数が多かった。さらに、「働くお店、職場の雰囲気が良い」も25・4%と低くない。シフトや給料などの条件面とともに、店の雰囲気もアルバイト選びのポイントになっているようだ。
Q5では、Q4でも上位に入った「給与」について、具体的に希望する時給を質問。約6割が時給900~1099円を希望していることがわかった。もちろん地域や仕事内容で違いはあるが、こうした給与面やシフトの希望を想定し、募集条件を決めることが採用への近道になるのではないだろうか。