人気の紅茶などを使いホットカクテルを開発
【東京・目黒】Kitchen bar 新目黒茶屋
気軽さと飲みやすさを重視。幅広い年齢層の女性に好評
東京・目黒駅から徒歩2分の位置に店を構える「Kitchen bar 新目黒茶屋」。2010年から店舗責任者になった内田早美氏は、それまで提供していたイタリア料理を残しつつ、ランチにカレーを加えるなど、業態にこだわらないメニューづくりに注力。近くにある美術館帰りの女性グループなどを中心に、食事だけでなくカフェ使いもできる店として人気だ。
そんな同店では、数年前からホットのカルーアミルクなどホットカクテルを提供しており、今年の冬からは新たに「カクテルココア」「梅酒ハーブティ」「カルーアチャイ」(すべて650円)を提供予定。いずれもココアやハーブティー、チャイというカフェタイムに人気のドリンクと、相性のよいアルコールを組み合わせたシンプルなもの。「当店は30~70代の女性のお客様が多いので、その方々がカフェタイムに紅茶などを飲む感覚と変わらぬ気軽さで注文できるような、“頼みやすさと飲みやすさ”を重視しました」と内田氏。
毎年、寒い季節になるとホットカクテルを写真付きで紹介する看板を店舗入口に置き、「温かいお酒を1杯飲んで体を温める」という利用スタイルを提案して来店を促している。
こうした取り組みにより、ホットカクテルは昼夜を問わずオーダーが入り、1人でホットカクテルだけを飲みに立ち寄る女性もいるという。この冬も、「気軽に飲めるホットカクテルが来店のきっかけになるはず」と、内田氏は自信をのぞかせる。
(右)店長 内田龍弥氏女性ならではの細やかな目線で、トレンドを取り入れた店づくりを進める店舗責任者の内田早美氏と、息子であり、調理などを担当する店長の龍弥氏。
東京都品川区上大崎2-13-22 シーアイマンション白金ビル1F
http://r.gnavi.co.jp/b979901/京都・西陣織の様々な布を立体的に組み合わせた内装が目を引く。ココナッツオイルやチアシード、アボカドといった、トレンドのヘルシーな食材を積極的に取り入れるなど“美容”をキーワードにしたメニューも好評だ。