イチゴのぜんざい
秋山能久 シェフ
六雁 料理長
懐かしさと新しさが共存する和テイストのデザートで、イチゴのシンプルな味わい方を提案。イチゴのフレッシュさを生かすため、小豆を煮るときの砂糖はやや控えめに仕上げている。
作り方
- 白玉粉ときな粉を合わせ、水を少しずつ加えながら練り合わせる。
- (1)で作った生地を丸めて熱湯に入れ、1分ほど煮て冷水に取る。
- 鍋に小豆と水を加えて煮る。
- 小豆が完全に柔らかくなったら、そこにカットしたイチゴを加えてさらに10分程度煮る。
- 砂糖と塩を加えて味を調整する。
- (2)のきな粉白玉を加える。
- 器に盛り付け、カットした生のイチゴを乗せる。
- ローストしたココナッツロングを添える。
提供価格
未設定(※コースの一品として想定)
主な材料
イチゴ、小豆、砂糖、白玉粉、きな粉、ココナッツロング
Chef's VOICE
40代以上の女性客を想定し、火を軽く通したイチゴの香りと、生のイチゴのフレッシュさを同時に楽しめるぜんざいを提案しました。2通りのイチゴの香りと食感を表現するため、甘味・酸味ともに強く感じられるイチゴを選びました。(秋山氏)
編集部MEMO
ぜんざいはボリュームがある反面、単調な甘さに途中で飽きることもしばしば。その点、このデザートはイチゴの甘酸っぱさや、きな粉の香ばしさが小豆の甘さにうまく合わさり、それぞれの素材の旨味を最後まで存分に堪能できた。ココナッツロングのトッピングを加えると、風味が変わって食感も楽しい。