春の蒸し野菜 ~ネギマスタードディップ~
陳 建太郎 氏
赤坂 四川飯店 三代目
想定価格
900円(※想定価格は、アラカルトのメニューでの提供時)
テーマ
女性に喜ばれる、シンプルな野菜メニュー
提供イメージ
幅広い年齢層の女性客向けに提案。
※「四川飯店 日本橋~Chen Kenichi's China~COREDO室町」で実際に提供実績あり
材料 ※2人分
[使用した春野菜]
ちりめんキャベツ、長ネギ、チンゲン菜、レディサラダ、金時ニンジン、新じゃがいも、菜の花、ヤングコーン、紅芯大根、タラノメ、ソラマメ、タケノコ
[ディップ]
長ネギ1本(100g)、塩小さじ3分の1、こしょう少々、サラダ油大さじ4、鶏がらスープ40cc、粒マスタード少々
作り方
- 春野菜をせいろで蒸す。根菜の蒸し時間は約7~8分、葉物類は約1~2分が目安。
- みじん切りにした長ネギをボールに入れ、塩・こしょうをふる。
- (2)に200℃に熱した油をまわしかけ、よく混ぜる。
- (3)にとりがらスープと粒マスタードを加え、味を調整する。
Chef's VOICE
辛いイメージの四川料理とは異なる、新しいメニューを目指しました。看板メニューの麻婆豆腐やメインディッシュの間に食べるお口直しにふさわしい、シンプルでヘルシーなメニューとして考えました。春野菜は彩りを考えて選び、蒸すことで栄養を損なわず、野菜本来の甘みを引き出し、それぞれの歯ごたえが感じられるよう、やや固めに仕上げました。(陳シェフ)
編集部MEMO
油を使ったディップとは思えないほど、あっさりいただけた。野菜はどれも適度な歯ごたえが残り、野菜の甘みとディップのネギ油の香りとマスタードの酸味が合わさり、後を引く味。
ネギマスタードディップは、野菜以外にも、蒸し鶏に加えてバンバンジー風にアレンジできるほか、魚介や肉類などにも合う。よりパンチを利かせるなら、しょうがを加えてもよい
発色のよい紅芯大根や金時ニンジンは、半月切りにして切り込みを入れてアクセントを付ける。野菜を蒸すときは、根菜類など硬いものから先に入れる。じゃがいも以外は歯ごたえを残す程度に
陳 建太郎 氏1979年生まれ。2002年「赤坂 四川飯店」に入社し、渋谷「szechwanrestaurant陳」にて修業を開始。その後、2年半の間、四川大学への留学と同時に、四川省成都市の「菜根香」でも修業し、総料理長曾 国華氏に師事。帰国後、四川飯店グループで技術を学ぶ。料理教室や海外でのイベント、雑誌やTV出演などでも活躍中。
東京都千代田区平河町2-5-5
全国旅館会館5・6F
http://r.gnavi.co.jp/g176400/日本に四川料理を伝えた陳建民氏・陳建一氏から受け継ぐ伝統的な四川料理と、未来に向けた新しい発想の四川料理を提案し、人気を集めている中華の名店。