2019/12/19 特集

【第3回】定番+αでヒットメニュー よくあるけどフツーじゃない!(2ページ目)

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「点心」-店ごとにバリエーションも多彩で、集客の目玉に。

スープは太めのストローで。アメリカ発の小籠包が話題沸騰!

キングダム 990円

エディブルフラワーを散らして、見た目の鮮やかさを演出。ストローを差して飲む姿を撮影し合うグループ客が多い
スープを飲んだ後は、レンゲやはしで皮と餡を食べる。ボリュームがあり、食べ応えは十分

 アメリカ・サンフランシスコで創業した点心専門店「ダンプリングタイム」の日本1号店。その看板メニューが、肉まんサイズの小籠包「キングダム」だ。「ストローでスープを飲むスタイルが話題で、これを目当てに来店する方が多いです」と、店舗管理責任者の牧田千鶴氏。中身は、魚介系のスープと豚肉やショウガ、ネギなどを使った王道の味。これまでの小籠包とは一線を画す“サイズ”と“食べ方”がInstagramなどで拡散され、集客力アップに一役買っている。

ダンプリングタイム 餃子時間
東京都渋谷区渋谷2-21-1 渋谷ヒカリエ6F
https://r.gnavi.co.jp/n4nhpmkg0000/
JR渋谷駅前の商業施設6階に2019年1月オープン。SNS映えする様々なな点心を売りにしている。

イタリアンテイストの新感覚水餃子。上にかけたとびっこが彩りと食感のアクセント

バジルバター水餃子 550円

水餃子の餡にはニラやニンニクを使っておらず、臭いが気にならないことも女性から人気の理由

 「北の餃子酒場 上々」が提供する多彩な餃子のなかで、特に異彩を放つのが「バジルバター水餃子」。ワインや魚介の出汁、バジルなどを使ったバターソースを水餃子とからめ、仕上げにとびっこをかけた斬新な一皿。「水餃子にイタリアンの要素を加えたことで、ワインにも合う水餃子として女性から絶大な支持をいただいています」と、店長・酒井正嗣氏。とびっこを使うことで、ビジュアルはもちろん、プチプチの食感もアクセントになっている。

北の餃子酒場 上々
北海道札幌市中央区南5条西4 第二青樹社ビルB1
https://r.gnavi.co.jp/nteetuv10000/
札幌の繁華街すすきのに出店。「焼き」「水」「揚げ」「炊き」「鍋」など様々なギョウザメニューを提供する。

無骨なまでのゴロゴロ食感。酒にも合う焼売がヒット!

オニ焼売(左)粗挽き焼売(右) 各209円(1個)

サイズの違うひき肉やタケノコを使うことで、あえてゴツゴツとした見た目に仕上げている

 焼売が売りの大衆酒場「タマチャン立川」の名物が「オニ焼売」と「粗挽き焼売」。「粗挽き焼売」は大小2種類のひき肉やタケノコでゴロゴロ感を強調した大ぶりの焼売。「オニ焼売」も具材やサイズは同じで、豆板醤や一味などを加えて酒に合うピリ辛味に。仕上げに、トウガラシを上から刺して鬼の角を模している。「餃子の次は焼売がブームを起こす可能性も十分あると思います」と、専務の西川洋右氏。実際、オープン後から若い層を中心に、着実にファンが増加中だ。

タマチャン 立川
東京都立川市曙町2-22-23
https://r.gnavi.co.jp/6gb7s2820000/
JR立川駅から徒歩3分の裏路地に2019年9月オープン。個性的な焼売や串焼きを売りに、20~30代の女性を集客する。

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