2019/12/19 特集

【第3回】定番+αでヒットメニュー よくあるけどフツーじゃない!

定番料理に+αして、名物として打ち出すケースが増加中。そこで、定番料理を磨き込んだオリジナルのヒットメニューを、6回に分けて紹介。第3回は、「麺」「点心」を紹介する。

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「麺」-メインとしてもシメとしても特徴を打ち出せば店の名物になる!

たっぷりチーズに絡むあつあつパスタは、まさにボルケーノ!

窯焼きパスタ ミートソース・ボルケーノ 2,090円

パスタにチーズが絡んで持ち上がる様子に歓声が上がることも。ブカティーニを使っているため、食べ応えも十分
窯で一気に焼き上げるので、上にかけたチーズがカリッと仕上がる。見た目とチーズの匂いがさらに食欲を刺激する

 名古屋・栄にあるイタリアン「Pagina Italian fire‐works + cafe」で、店の名物パスタを作ろうと開発したのが、「窯焼きパスタ ミートソース・ボルケーノ」。ミートソースパスタの上に3種のチーズをたっぷりかけ、高温の薪窯で一気に焼き上げる。「名古屋はきしめんなど太麺文化なので、パスタはブカティーニを使っています」と、店長の釘尾太樹氏。サイズはL(3~4人前)とS(1~2人前)があり、提供する際は客席でスタッフが取り分ける。その様子を撮影する人が多く、SNSで拡散され、徐々に知名度がアップ。現在、ミートソースのほか、カルボナーラ、オマールエビが入るトマトクリームと3種提供する「窯焼きパスタ」は、注文率が9 割にものぼるという。

Pagina Italian fire‐works + cafe
愛知県名古屋市中区錦3-22-24 ATS 広小路ビル2F
https://r.gnavi.co.jp/rj8yjrvr0000/
ピザやパスタ、薪焼き肉などが人気。気軽に本格イタリアンが楽しめ、客層の7割を女性が占める。広々とした空間は大人数の宴会や結婚式二次会などでの利用も多い

エビ好き、麺好きも満足の裏名物メニューはココにしかない味

裏名物!エビ担々麺 1,078円

最後に入れるエビオイルで、さらにエビの香りが漂う。ピリ辛のエビミンチの食感もいいアクセントになっている

 大阪市内で3店舗展開し、様々なエビ料理を提供する「SHRIMP SHRIMP」の“裏名物”は「エビ担々麺」。「パスタやリゾットなど、シメも洋食ベースのメニューが多いなかで、あえて外れたものを作りました」と、飲食事業部マネージャーの加藤丞氏は話す。誰でも楽しめるよう、エビの出汁を加えたスープは辛さを抑え、具にはバナメイエビのほか、エビのミンチも乗せる。最後にエビの殻などから作るエビオイルを回しかけ、しっかりエビの風味を出した一品は、圧倒的に女性からの人気が高い。

SHRIMP SHRIMP シュリンプシュリンプ 裏なんばPART2
大阪府大阪市中央区難波千日前9-12 千日前セントラル第3ビル1F
https://r.gnavi.co.jp/kbng801/
「SHRIMP SHRIMP」2号店。1階のカウンター、テーブル席のほか、地下には個室もあり、大人数用の宴会スペースもある。

わざわざ食べに来たくなるつけ麺スタイルの冷麺!

肉中島冷麺 1,089円

麺はつけ汁がよく絡むよう、少し太め。皿の大きさ、形、盛り方にもこだわるなど、見た目の印象も大事にしている
コチュジャンも入ってピリ辛のつけ汁に豊後牛を使ったミンチ、のど越しのいい麺で、ペロッと食べられる

 タレでもみ込んだ肉と、シメの冷麺が2本柱の「たれ焼肉 ご当地冷麺 匠」。経営する株式会社匠は大阪・西中島エリアで肉業態をドミナント展開しており、エリア名に引っかけたオリジナルの「肉中島冷麺」が話題になっている。一番の特徴は、つけ麺スタイルであること。中華麺に近い麺を、牛骨・鶏がらで取ったスープに味噌を加えたつけ汁で食べる。自社牧場で育てた「豊後牛」のミンチを入れると、さらに旨みが増す。「たれ焼肉をガッツリ食べた後でも、冷麺をオーダーする人がほとんど」と、統括マネージャーの岩田匡記氏。リピーター獲得につながる店の大きな武器になっている。

たれ焼肉 ご当地冷麺 匠
大阪府大阪市淀川区西中島4-9-33
https://r.gnavi.co.jp/9ye637db0000/
ご飯が進むたれ焼肉が楽しめる店。冷麺は「肉中島冷麺」のほかに「盛岡冷麺」「韓国冷麺」「別府冷麺」と全4種提供している。

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