2020/01/16 特集

【第5回】定番+αでヒットメニュー よくあるけどフツーじゃない!(2ページ目)

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「煮込み」-見た目や味に独自性を出せば、冬の新たな名物になるかも!?

シチューのようなもつ煮込み。ワイン&バゲットと相性抜群!

濃厚もつ煮込み バゲット付き 759円

ハチノス、マルチョウ、シマチョウのほか、牛スジも使用。「食感の違いを楽しんでいただきたいです」(関屋氏)
ビーフシチューのような味わいで、バゲットともよく合う。バゲットは最初から2枚付いてくるが、追加注文(有料)する人も少なくない

 「霧島 焉」が、売りのワインに合うもつ煮として開発した「濃厚もつ煮込み バゲット付き」。渋みの少ない赤ワインと八丁味噌、トマトなどをベースに煮込み、仕上げに再度赤ワインを加えて風味をプラス。ビーフシチューにも似た味わいでバゲットにも合う。「ワインとの相性を追い求めた結果、女性を含めた幅広い層に人気になり、もともと提供しているスタンダードな塩ベースのもつ煮込みよりオーダー率は高いです」と、洋食総料理長・関屋三朗氏は手応えを感じている。

霧島 焉(いずく)
埼玉県さいたま市南区別所7-1-14
https://r.gnavi.co.jp/8nubv9xh0000/
JR武蔵浦和駅から徒歩1分に立地。宮崎の霧島鶏を使った焼鳥やワインが売りで、2軒目使いも少なくない。

大鍋で作る煮野菜。野菜ごとに変える自家製ソースが決め手!

オススメ煮野菜3種盛り合わせ 968円

手前から時計回りに、「皮ごと大根~ポルチーニ茸のクリームソース~」「じゃがいも~ブルゴーニュ風ソース~」「丸ごと玉ねぎ~バターチキンカレーのソース~」

 カウンター席の前にある直径70cmの大鍋で煮る「煮野菜」が売りの「お野菜ダイニング 菜はれ」。煮野菜に使う野菜は季節ごとに変わり、カボチャやレンコンなど常時10種類前後を用意。単品(308円~)でも注文できるが、店が3 種選ぶ「オススメ煮野菜3種盛り合わせ」が一番人気だ。「野菜の栄養素を逃がさず摂れるよう、タマネギ、ダイコンなどは皮ごと煮込んでいます」と代表取締役の竹村隆幸氏。また、野菜ごとに合ったソースをかけるのも特徴。例えば、ジャガイモはエスカルゴバターやエシャロットなどを使ったソースでイモの甘みを引き立てるなど、素材の味を引き出す工夫をしている。

お野菜ダイニング 菜はれ
兵庫県西宮市田中町2-25
https://r.gnavi.co.jp/eppnbncb0000/
“おいしく野菜を摂れる”がコンセプトの「煮野菜」のほか、鮮魚や肉料理にも野菜が多く使われている。

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